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カテゴリ:釜石辺り
仕事で釜石に。
ある交差点で信号待ちをしていたら、非常に懐かしいフレーズが。 おー、「ひょっこりひょうたん島」の歌だ。 ひょっこりひょうたん島のことをいろいろ調べると、 原作が井上ひさしさんと山元護久さん(二人は合宿しながら作品づくりをしたらしい)。 モデルになったのが、大槌町沖にある蓬莱島(地図には、珊瑚島ともある)。 島の灯台設置50周年の2003年から、正午のチャイムにテーマ曲が流れていた。 これを復活するための準備が進められているらしい。 蓬莱島は、あの津波で孤島と化したが、島に祀られている弁財天は無事らしい。 井上ひさしさんと岩手との関係をほんのちょっと調べると、 山形に生まれて、一時期釜石で事務員をしていた。 大槌町とは「吉里吉里人」、遠野市とは「新釈遠野物語」の関係。 写真にある「ひょうたん島の歌」は、井上ひさしさんたちが作詞したもの。みんなが良く知っている。 でも、「ドン・ガバチョの未来を信ずる歌」の力はすごい。 九州のある炭鉱が閉山して、今日が最後の夕食と決めていたお父さんが、たまたまこの歌を聴いて、一家心中を思いとどまったとのこと。 そこのお母さんから井上ひさしさんに届いた手紙は、番組が始まって半年間も評判がよくなくて辛い思いをしていた井上さんたちにとって大変な励ましになったとのこと。 今日がダメなら明日にしまちょ 明日がダメなら明後日にしまちょ 明後日がダメなら明々後日にしまちょ どこまで行っても明日がある ホイ ちょいちょいちょーいのドンガバチョ ホイ みなさーん、これは単なる先送りの歌ではなくて、決してあきらめない気持ちがこもった歌なのであーる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.02 16:28:15
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