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カテゴリ:盛岡辺りで
この間、大迫にいる同級生の家に遊びに行ってきた。
帰りにワインを1本もらってきた。 これで彼からもらったワインは2本になる。 彼は、盛岡市上田にある大学の同級生。 格闘技が得意な彼だが、オイラは、同級生の中で一人だけケサ固めで一本とったことがある。 それから、彼の実家に一番多く泊まっている。 前にもらったワインは、誕生日に飲むことにしていた。 新しいワインは、今度の誕生日に飲むことにして、今夜前にもらっていたワインを飲むことにした。 そう、去年の3月11日に飲む予定だったから、今日で11ヶ月も経ったことになる。 東日本大震災とオイラの人生は、あの日から同時進行しているというわけだ。 このワインに使われたブドウは、メルロー。醸造したのは、エーデルワイン。 この品種は酸味が低く、強くも柔らかいタンニンが親しみやすいおいしさが魅力。 既製品よりも濃い感じだが、すっきりした味わいがある。 彼は、今年のワインに、すごくこだわりを持っている。 ラベルには、「友月交風」と書かれている。「月を友とし風と交わる」と読む。 彼にとって、ここでいう大地の友はブドウだろう。 彼がいうには、東日本大震災で被災した方々にとっては、この言葉こそ日常そのもの。 つまり、普通に生きる人の暮らしそのものということである。 だから、元の暮らしに戻ろうという気持ちが強く現れて当然なのである。 こんだけ強い気持ちを持っている彼のブドウで作られたワインだから、飲むグラスにもこだわった。 これは、第33回大迫ワイン祭りの記念品。 ということは、20年前のグラスになる。 地震でも割れていなかった。 さすがに、一本飲むと酔った。 渓流でなくても、酔人になってしまったということだ。 逆流性食道炎が治る日は遠のいた感じだが、12ヶ月目に向かってがんばるさぁ! 12ヶ月目になる3月11日は、オイラの同級生の限定生産のワインを飲む日にした訳だから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.27 10:16:52
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