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カテゴリ:業務改革
会社にとって初めて取り組むことは、必ずあります。
社内に前例がないだけに、これはなかなか大変です。 私自身も過去に、何回か新たな取り組みをしたことがあります。 中国への新規進出は、その代表的な出来事です。 社内に前例がないことについては、社外に教えを乞うしかありません。 進出まではコンサルタントや金融機関などのアドバイスを受けていました。 実際に進出してからは、現地に先に進出している他社の方に色々と教えていただきました。 日本では競合企業になるような会社でも、海外では共に頑張る日本人ということで、皆様に親切にしていただきました。 これと若干異なりますが、会社として初めて各部門でバラバラに取り組んでいたCSRを取りまとめて遂行する課が新設され、初代課長を務めたことがあります。 社会貢献活等や環境保護への取り組みなど、積極的なCSRもあれば、内部統制やリスク管理、コンプライアンスなどの守りのCSRもあります。 これらを硬軟使い分けながら、色々な仕事をしました。 世の中には環境保護のために取り組んでいる企業がたくさんあり、それがビジネスとして成り立っている企業も多々ありました。 本業=社会貢献とは、何とも素晴らしいものだと思ったものです。 森林保護の実態を視察するために北陸の里山を視察したり、伐採や間伐した木を原材料とする紙工場の見学にも行きました。 産業廃棄物が適切に廃棄されているかを視察するために、多くの処理施設にも行きました。 経理とは全く毛色の違った仕事でしたが、会社として欠かせない取り組みであり、積極的に勉強して仕事をしました。 今思うと、大変に良い勉強になったものです。 会社にとって第1号の担当者とは、責任も重く、その後の道筋を決めることにもなります。 後に続く人のために、しっかりと取り組むことが必要です。 あれからちょうど10年です。時間の経過は早いものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月18日 20時10分59秒
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