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カテゴリ:業務改革
コンテンジェンシープラン(CP)という言葉があります。
事故や災害など非常事態が発生した場合に備えて、対応策をまとめた計画のことで、「緊急時対応計画」と訳されることもあります。 リスク管理の一環ですが、これを定めておくことはとても重要だと思います。 以前、東日本大震災のあった後に、これを定めておこうということになり、対応しました。 経理部のCPとしては、取引先への支払いが最も重要だと思います。 決算は法定決算であっても、例外的な対応が可能かと思います。 申告納税についても、こういう場合は延長が認められると思います。 その他、社内的なものは後回しにしても問題ないといえます。 取引先対応については、これを最優先しなければならないと思います。 支払いが遅れることで、その資金をあてにしている企業には、多大なご迷惑をおかけすることになってしまいます。 そのため、緊急事態になった時に、取引先への支払い対応をどうするのか、方針を決めておくことが必要です。 大抵は、会社のパソコンから銀行へデータ送信をしますので、その業務をどうするかを考えておかなければなりません。 また、今回のコロナのような事態も同様です。 たまたま先々月の部会で、月次決算期間中にコロナで全員が一週間自宅待機となったらどうするか、各課で検討してもらいました。 感染者が出なくても、全員が在宅勤務となった場合を想定して、検討してもらいました。 すぐに解決出来ないこともありましたが、方針を定めておいて、大変に安心感がありました。 今回の勝負の3週間では、これに近い事態になりました。 私も基本的に100%在宅勤務になりましたので、このプランに従った対応をしています。 やはり、備えあれば憂いなしです。 早めに対応しておいて、良かったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月07日 18時05分45秒
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