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テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:経済・社会・企業
シダックスへのTOBを巡り、混乱が続いておりましたが、また新たな展開です。
外食大手のコロワイドが、シダックスに対する買収提案を撤回するという報道がありました。 今回の一連のTOBは、まずシダックスに対して食品宅配のオイシックス・ラ・大地がTOBの実施を公表しました。 このことを、まずこのブログでも「オイシックスがシダックスにTOB」として取り上げました。 その時点で、シダックスは態度を明らかにしていませんでした。 その後、シダックスの取締役会が、このTOBに反対の意向を示しました。 ここでは、コロワイドが買収を提案しており、取締役会としてはコロワイドの提案を支持するという判断になりました。 創業家と取締役会の判断が異なるという、異例の事態でTOBが混乱してきました。 ここに来て、今度はシダックスに対して、コロワイドが買収提案を撤回する文書を送ったと報道されています。 これが事実であれば、オイシックスが行っているTOBの行方が、また変わってくると思います。 当初、創業家がオイシックスのTOBに賛成し、創業家以外の取締役会はこれに反対するという状況でした。 反対理由の中に、コロワイドからの買収提案を受けるべき、という意見があったとも言われています。 しかし、コロワイドが買収提案を撤回したことで、この反対理由は成立しなくなりました。 それがオイシックスのTOBに賛成となるかは、また別の話かとも思います。 このように混乱してくると、どのような決着になっても、ゴタゴタのイメージは残ります。 また、シダックス社員の気持ちを考えると、心配だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月16日 06時27分26秒
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