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2007年09月04日
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先月(8月)30日に「足立美術館」を訪れ、そこで3月末に「大丸ミュージアム・心斎橋」の展覧会で見て気に入った竹内栖鳳の『爐邊(ろべ)』という作品に再会し、感激したことを当日の日記に書きました。
 
ここのところ、旅行は立て続けにして、図録系の書籍はかなり買い込みましたが、部屋に飾る「絵画」の系統は春以来ご無沙汰になっています。
でも、やはり『爐邊』は手元に置いておきたいという気持ちが出てきて(^-^;)、ネットショップでさがしてみました。
 
・・・見つかりました。(^-^;)
 
有名な画家の作品は、いろいろな形で一般の人が買えるような形にして出回ります。
 
悪質な偽物の肉筆は論外として、大きく3種類の形があると思います。
 
1つは、オフセット印刷。
いわゆる普通の印刷です。
簡単に大量に作られ、その分廉価です。
ただ、‘絵画’に接しているという実感は持てません。
 
2番めは、エスタンプの版画。
これは版画の職人が原画に忠実にシルクスクリーンなり、木版画なりにして、摺った物です。
筆遣いはまったくありませんが、すべての作業が手で行われるので、‘人の手の暖かさ’が感じられます。
工房によってかなりの差があり、「同じ原画から作って、どうしてこんなに色合いが違うんだろう」ということがあります。
普通はエディション・ナンバーが記載されています。
 
そして、3番めは工芸印刷画です。
これはメーカーによって言い方が異なりますが、印刷したものに、職人が手で原画の雰囲気に近づけるための加筆をしたり、精密な機器で絵の具を噴きつけたりしたものです。
出来によっては、肉筆に見えることもあります。
普通はエディション・ナンバーはありません。 
 
私ははじめはエスタンプの版画が好きだったのですが、どれも原画とは明らかに色合いが違うので、「できるだけ原画と同じ雰囲気のものがほしい」と思ったときには、「工芸印刷画」を買います。
これは、5月に買った奥村土牛の『鯉』があまりにもいい出来だったので、それ以来、この技法を信用するようになったのです。
(・・・この『鯉』、額の金具が抜けてから、未だに放置したままです。。。(^-^;))
 
そんなこんなで、きょう、『爐邊』が届きました。
今回は、「工芸印刷画」で初めての軸装です。
本当は額装のほうがどこにでも飾れるのでよかったのですが、軸装しかなかったので、これにしたのです。
でも、額装と違って、軸装のいいところは、作品がむき出しになっていることです。
美術館では、軸装の作品はガラスのケースの奥に飾られているので、筆致がよく見えません。
ガラスの向こうに展示されていなくても、少なくとも‘触る’ことはできません。(^-^;)
額装のものを買ったら、近くで見ることはできますが、やはり触れません。
 
版画に触ってもしかたがないし、一度、工芸印刷画を直に見て、ちょっと触ってみたいと思っていたので、むしろ都合がよかったということです。(笑)
 
 
「爐邊」_栖鳳
 
 
軸装で横長の絵は初めてです。
そのため、長さが詰まっていて、「自在掛け」が必要です。
また、うちの狭い床の間では少し窮屈な感じですが、やはりいいです!
 
かわいい子犬に見つめられているようで、思わず、「そんなに心配しなくて大丈夫だよ。体を洗ってもらうだけだから」と声を掛けたくなります。
 
絵の向こう側の世界とこちら側にいる自分とが、描かれている絵によって会話のやり取りをしているような感覚にさえなります。
 
一方、「足立美術館」で買った、‘牡丹’の香合と、畳の敷物はこんな感じです。
 
 
香合(牡丹)
 
 
これで香合は4つになりました。
別に既に買ってある香木を入れたいと思います。





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最終更新日  2007年09月04日 23時35分19秒
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