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カテゴリ:つぶやき、人間関係
昨日の日記で歌志内市のことを書いたが、
一緒に行った夫や妹と話題になったことがある。 それは、巨額な負債を抱えて財政再建団体(つまり破産)となった、夕張市のことである。 夕張市の財政が破綻した責任は、夕張だけのものではない。 それは、国の政策と大きく関係しているし、 炭鉱の閉山の後の、国や道の政策や指導にも責任はあるだろう。 それにしても、雪だるま式に借金が増え続けているのを、 どうしてここまで放置していたのか。 北海道夕張市、財政再建団体へ 負債540億円 2006年 6月17日 (土) 私には自治体の借金の方法がどんな仕組みなのかさっぱりわからないが、 夕張市役所の財政を担当する人たちがわからないはずはないだろう。 どんな気持ちで毎年毎年の借金予算をたてていたのか。 これは、公務員の「無責任体質」と言われても仕方がないだろう。 「とりあえず問題は先送り」「自分が担当の時には、問題が露呈しないように」 と、ピントはずれな神頼みをしながら、「前年どおり」でやってきたのだろう。 (夕張職員の方で反論があるならどうぞ) きっと現担当者は、「はずれクジを引いてしまった」という気分ではないのか? そんなことを思っていたけれど、 ツケを払うことになる夕張市民の皆さんがあまりにもお気の毒で、 この件については書くのがちょっと気が引けていた。 (ちょうど、パソコンの調子が悪い時期でもあり・・) 自治体職員の人たちも、まあそれなりに努力はしていたのだろうとも思っていたし・・。 けれど、次のニュースを見たときは、もう弁護する気は完全に失せた。 市民の人たちには 夕張市の巨額負債問題:市民に協力求め、緊急報告配布 後藤市長の謝罪載せ /北海道としながら、 <夕張市>前年上回る夏のボーナス支給 財政再建団体で? いやはや、驚いたの何の・・。 会社が倒産状態になったら、社員はボーナスどころか首を切られてしまうだろう。 たとえ社員には責任がないとしてもだ。 自治体が「職員削減」と言ったって、今の職員の首を切ることはないだろう。 せいぜい、定年退職の補充をしないというくらい。 市民に協力を呼びかけながら自分たちはちゃんといただくものはいただくでは、 市民感情を逆なでしていると同じ。 これでは、これからの財政再建もどうなることやら。 と思っていたら、次に明らかにされたことは。 夕張市民、役所にあきれ顔 職員数、全道平均の2倍 住んでいない人が1割2006/07/08 何なのよ?! 夕張にはたくさん空き家があるはず。 人口が減ってるんだから、市営住宅だって空いてるだろうに。 市の職員であるからには、その町に住んでちゃんと住民税を払いなさいよ。 まずは自分たちができることからというのが原則のはず。 それぞれに事情があつての市外通勤だとは思うけど、 これからの厳しい財政再建の道を乗り越えるには、 まず市長はじめ職員が率先垂範し、苦労を引き受けなくてどうなる。 もう、無責任体質は返上し頑張ってくださいよ。夕張市役所の皆さん。 と、厳しいことを書いたけれど、道だって国だって同じこと。 他の国には多額の支援ができるのに、自治体の借金は「自己責任でがんばれ」では、 庶民はどうにも納得できません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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