本州に住む幼馴染が一泊二日でやってきたので、
二日間行動を共にした。
彼女は、小学校四年生のときに転校してきたのだが、
その時以来の友人である。
クラスメートとして仲良くしたのは小学校の頃だけなのだが、
彼女が転校してからも私の「筆まめ」が功を奏して、
現在まで友人として付き合っている。
彼女の希望に応じて恩師や友人を訪ね、
一緒に昔話などを楽しんだ。
夜は同じホテルに泊まって、じっくりと色々な話をすることができた。
二人だけで話すことは、彼女が独身の頃に遊びに来て以来のような気がする。
今回話をしてみて、忘れていた昔のことをずいぶん思い出した。
あまり思い出したくないことまでも・・。
青春というのは、本当に恥ずかしいことが多いものだと思う。
でも、この年になると、すべてが過去の思い出として整理されるのか、
あまり心がざわつかずに話すことができたように思う。
話の合間に、彼女が聞いた。
「もしも、私が転校せずに北海道に住んでいたら、私たちどんな友達だっただろうね」
私、「うーん、それほど仲良くしていないかも」
彼女「えっ! どうして?」
私 「だって、近くにいたら私は手紙を書かなかっただろうから」
彼女「ああ、そうかもしれないね」
離れているからこそ、結びつきが強くなるということもあるのだ。
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最終更新日
2006年08月25日 16時17分24秒
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