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テーマ:政治について(20188)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
天木氏のブログで、下記の記事を読んだ。
鳩山民主党政権に助言する その1 岡田外相の最初の仕事は主要国大使を政治任命することだ 2009年09月07日 (前略) 岡田外相が内定した。 岡田氏の外相就任が最善かどうかを私は論じるつもりはない。それは鳩山首相の専権事項だ。 岡田氏には、外相を引き受けた以上しっかりその任務をまっとうしてもらいたい。 岡田外相が行うべき外交はもちろん山積している。 その岡田外相が最初に行うべきことは、その山積する外交を自らの手足となって行う外務省幹部人事の刷新である。 その人事の刷新は、事務次官と主要国大使の政治任命である。 政治任命によって、人事を独占してきた外務官僚から、政治主導の外交を取り戻す事ができる。 もっとも、事務次官をはじめとした本省幹部の人事はもはや必ずしも重要ではない。 菅直人を担当相とする国家戦略局がこれまでの官僚主導の政策を一元的に政治主導の下に監視、統括するようになるからだ。 その一方で、外務省がその他の省庁ともっとも異なるところは大使人事を独占していることだ。 だからこの大使人事こそ政治任命する必要がある。 大使人事の中でも、最も不合理、不条理なのは、米、露、中国といったあまりにも大きく、重要な国の大使を、今でも当然のように外務官僚が独占している事だ。 岡田外相は真っ先にこれら大使を政治任命で交代させるべきである。 対米従属外交を改めて対等、自主、アジア重視の外交を本気で行うのであれば、私ならば駐米大使として寺島実郎氏を任命する。 駐露大使ならば鈴木宗男氏である。彼ならば命がけの対露外交を行うだろう。国民はそれを期待するだろう。 そして駐中国大使は経済界から政治任命する。当面の日中関係は経済関係優先だ。経済関係を通じて中国に歓迎され、影響力を持つ大物財界人こそ、困難な政治問題についての話ができる。 それに主要国大使でなくとも、岡田外相にとって重要な国になるアフガニスタンの大使にはペシャワール会の中村医師とか、世界の紛争地で武装解除活動の経験のある伊勢崎賢治氏など、誰が見ても外務官僚よりふさわしい人物が思いつく。 大使の政治任命は岡田外相がその気になればすぐにできる事だ。 しかも国民の圧倒的な支持が期待される。 脱官僚政治の象徴にもなる。 岡田外相の最初の目玉政策になる。 外国の駐在大使が、外務官僚でなくてもよいのだということは、このブログを読んで目から鱗のような気分になった。 天木氏が推薦する人が適任かどうかはさておいて、 これはぜひとも民主党に真剣に考えていただきたいと思う。 少なくとも私は、この提案を強く支持します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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