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テーマ:NHK(160)
カテゴリ:戦争・紛争・平和、原発、災害
スクープドキュメント 沖縄と核
正直なところ、とてもショックであった。 私たちは全く知らされていないことが、いかに多いことか。 「非核三原則」なんて、絵に描いた餅そのものだった。 それを公然と言い放った佐藤栄作元首相は、ずうずうしくもそれでノーベル平和賞まで貰っている。 政治家って、そんなものなのでしょうか。 平気で嘘をつくDNAはいまだ健在だし、それが周辺に伝染しているみたい。 (幸い、直系DNAを受け継ぐ政治家の人はいないみたいで、それがちょっと救いかな) 沖縄返還時に密約があったということは以前から言われていたから驚かないけれど、 ここまで日本政府が自ら迎合していたなんて、それがショックだった。 核の威力はこれほどまでに凄いってことか。 これでは北朝鮮を責めることなんてできませんね。 それにしても、NHKのこの場組をどう見たらよいのか。 だから日本も核を持たねば…とか、だからアメリカに依存しなくちゃ…、 あるいは、せめてもっとアメリカ並みの武装強化をしなくてはという世論誘導? それでいいのか、私たち日本人は。 私は正直なところ、政治に対してあまり関心がある方ではなかった。 このように毎日のように政治ニュースを見る方でもなく、 沖縄問題だって真剣に考えてはいなかったことが実態だ。 でも、佐藤元総理のノーベル平和賞には驚いたし、 非核三原則の国会論議をチラチラ見ているだけでも嘘っぽいと感じていた。 だから、知っている人は知っていたことなのだろうし、 それしかないと思って見て見ぬふりをし続けていたのだろう。 書いていてとても空しい。 沖縄にはでっかい米軍基地がある。 今でも(いや、今はなおさら)核ミサイルが配備されていると考えるのが自然だ。 今まではないことにしていたけれど、今の国際情勢ではそれもやむなしと、 日本人も認めざるをえないように誘導するために、この番組が放映されたのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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亡くなったレアード国防長官のインタビューからすると、かなり以前から準備していた番組ですね。
1. 沖縄の人や国民をだましていた自民党政府の欺瞞性、背信性がよくわかります。 2. 沖縄の基地は、日本防衛ではなく、対共産圏に対する米国の国益のためですね。核の傘と思い込まされて費用負担や犠牲を強いられていることがよくわかります。 3. 実際に核兵器の事故があって、悪くすると那覇市が吹っ飛びかねなかった。 4. 核戦争に従事する米兵もつらい。沖縄に住む家族は確実に死ぬ。 というようなことが、再認識させられたり、新たにわかったりして有意義な番組でした。 同じ日の日テレの原爆記念館を訪問する米国人に関するドキュメンタリー番組「米国と広島」を見て、核兵器は使えない兵器、使ってはいけない兵器だということを実感しました。 日本が強化すべきは、防衛力ではなく外交力でしょう。 核廃絶に背を向ける安倍首相は、駄目です。 (2017年09月11日 16時45分56秒)
maki5417さんへ
とても有意義ではありましたが、見ていて気分が悪くなり辛くなりました。 >同じ日の日テレの原爆記念館を訪問する米国人に関するドキュメンタリー番組「米国と広島」を見て、核兵器は使えない兵器、使ってはいけない兵器だということを実感しました。 その番組は見ていないのですが、使ってはいけない兵器であっても、あったら使ってみたくなるのも人間なのです。 使える立場の人が賢明な人とは限りませんので、それが怖いです。 やはり、あってはいけない兵器ではないかと思うのですが。 >日本が強化すべきは、防衛力ではなく外交力でしょう。 >核廃絶に背を向ける安倍首相は、駄目です。 ↑戦争放棄の憲法がある日本としては、それが当然だと思うのですが、そうは考えない人が多いようで、怖いです。 (2017年09月12日 09時03分28秒) |
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