札幌で開催された「ひきこもり学習会」に参加。
今回は、「発達障害」にフォーカスしての講演会で、
その分野での第一人者の田中康雄医師が講師というので参加した。
田中先生は、現在
「こころとそだちのクリニック むすびめ」の院長をされている。
私は、この先生のお話を聞くのは多分二回目ではないかと思うが、
最近は「発達障害」ということが随分聞かれるようになったので、
ちょっと風邪気味で行くのは億劫だったが、後悔しないようにと行ってきた。
50人定員ということで参加申し込みは不要だったのだが、結果的には100人を超えた参加者で満員御礼(?)
椅子には座れず最初は立って聞いていたが、疲れてきたので上着を座布団代わりに座って聞いたけれど、
やはり言って良かった。
発達障害と言ってもその状態は個人個人の数だけあるほど多様だし、
以前に聞いた時とは障害の名称というのだろうか、呼称も変化してきている。
判断基準も少しずつ変化しているようで、まだまだこの分野のことは専門家でも試行錯誤の状態なのだろうと思われる。
時間が短すぎるくらいだったが、とても分かりやすい話しぶりで、この先生はさすがだなあと感服する。
会場でも著書が販売されていたが、私は紀伊国屋に立ち寄って別の著書を購入してきた。
読みたい本、読まなくちゃならない本が増えてきて困ったなあ…。