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テーマ:社会問題(68)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
朝、テレビを見ていた(新聞読みながら聞いていた)ら「脱コル」という言葉が耳に入った。
「脱コルって何だ?」と思ってテレビを見ると、「脱コルセット運動」ということで、いわばフェミニズム運動のようだ。 それがなぜ「脱コルセット」として若い女性に支持されているのだろう、フェミニズムとどう違うんだろうと思いながら見ていたのだが、どうもピンとこない。 ということで、今、改めてネット検索してみた。 脱コルセット 脱コルセット運動とは、韓国の「第4の波(英語版)」フェミニズムで初めて触発され誕生した6B4Tと言うラディカルフェミニズムを支持する韓国人女性達からなる、社会運動の一種である。 社会から求められる”女性らしさ”から自らを解放することを目的とした女性による運動である[1]。 脱コルセット運動における”コルセット”とは、女性に対する家父長制的観点から来る美の抑圧を意味する[2]。この運動は韓国から発信され、家父長制社会下に於ける女性のステレオタイプに基づく女性像とは異なる女性の在り方を提案している[2][3]。 定義と意義 脱コルセット運動は、女性の自由意志に対する懐疑的視点を提示しており、女性自身がする行動と選択は、実は完全なる本人の意志から出たのではなく、社会から強制された無意識のコルセットがあると考えている。[要出典] 脱コルセットは、「自己を締め付ける社会の視覚を脱却し、自らを振り返り、批判的に思考し、選択しようとする運動」とされている。いわば、脱コルセットは、「社会が女性にだけ美醜についての強迫観念を押し付けている」と考え、そこから自由になろうという運動である。[要出典]脱コルセットは、家父長制の男性社会によって規定された「社会的女性性」が存在すると考える。脱コルセット運動は自分たちを説明する際に、自身が人間であることを自覚した女性たちがこの「社会的女性性」を全面的に拒否するという、社会的、政治的かつ個人的な変革だとしている。[要出典] 人間の標準は男性にあると考え、人間の基本値という意味で「デフォルト」になったという風に表現することもある[誰?]。(後略) フェミニズム フェミニズム(英: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり[1]、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想・運動である[2][3]。女権拡張主義、男女同権主義などと訳されることもある[1]。 フェミニズムは市民革命に端を発し、19世紀から20世紀前半までの女性参政権運動を中心とする第一波フェミニズムと、社会習慣・意識に根ざす性差別との闘いを中心とする第二波フェミニズムに大別される。後者においては、思想的立場により、リベラル・フェミニズム、社会主義フェミニズム、マルクス主義フェミニズム、ラディカル・フェミニズム、エコロジカル・フェミニズムなど多様な潮流がある。また、性別に限らず、人種、階級、年齢、国籍、宗教、性的指向などの文化的・社会的要素を考慮し、インターセクショナリティというより広い概念のもとで捉えられるようになっている[4]。 フェミニズムの対置概念はマスキュリズム(男性解放運動、メンズリブ)。フェミニズムの推進者や同調者を「フェミニスト」と呼ぶ。 つまりは、フェミニズム運動の第三派ともいわれるようで、特筆すべきは韓国発祥の運動らしい。 韓国は日本と同様かそれ以上に家父長制の強い男性優位社会らしいので、現代の女性にとっては納得しがたい世間の目からの脱出を意味するのかもしれない。 それにしても、その後の脱コルの例を見ていると、なんだかなあという気持ちになったのも事実。 化粧や脱毛をしないとか、ハイヒールを履かないなんて、わざわざ「フェミニズム運動or脱コル」などと言わなくても…という感じがするのは私だけ? 要は、世間や男性の目に合わせずに、自分の好きなような服装をして、自分がやりたいことをしたらいいのだ。 それが、今でもそれほど難しいことだということに、私は少しショックを受けている。 ちなみに私は、この例から言えば30年も前から脱コルである。 ハイヒールは若い頃から履かなかったし、スカートも仕事をしている頃には着たけれど、常時ではない。 仕事をやめてからは、スカートは喪服や正装の時だけ。 メイクは自分の欠点を隠すために現在もしているけれど、眉を書き加えたり、日焼け止めの意味もあってファンデーション、唇保護のための薄い色付きのリップくらいだ。 もう年だからというわけではなく、40代のころからそれに近い。 そんな状態で「女のくせに」とか、「女らしくない」とは言われた記憶はない。 要は、TPOに合わせながらも、自分の好きな服装をしたらいいだけだと思っている。 それに今では、男性もメイクをしたり脱毛をしたりしているらしいし、 服装だって見た目では男か女かわからなくなっているのが日本の現状じゃないのだろうか。 私はそれよりも、未だに男性の補助的な役割の仕事のやり方や、女性が多い看護師、保育士、介護職が次々と非常勤になっている現状に苛立ってきた。 脱コルも、なんだかブームのようでそれもイヤだ。 家族内の家父長制に抵抗するなら、しっかりと父親たちに主張したらよい。 世間の男性優位社会に抵抗するなら、見かけで反抗するのではなく、しっかりと言葉で反論したらよい。 まあ、こんなことを書いてみても、若い頃にはなかなか難しいのもわかるので、 最初の一歩としての脱コルもあるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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