食事が細くなり、市内の介護付き老人ホームから病院に入院していた母が、
K市の介護医療院に入所することになり、妹二人と同行した。
病院でも少し顔を合わせたのだが、着替えなど諸々で疲れたのか、
状況がよく理解できずに不安なのか、目をつぶったままの母だった。
しかし、施設に入り少し検査をした後に面会した時は、
私たち三人の顔を認識し、私達が
「今日からはこの施設にお世話になるんだよ。
看護婦さんもお医者さんも、お世話をしてくれる人もみんないい人だよ。
これからは一か月に一回は面会できるから、安心していてね」
などと話すと、
「あ~、分かった。みんなの顔を見れて良かったー」と言ってくれた。
それぞれの担当者や医師が入れ代わり立ち代わりやってきて、
それぞれの対処方針説明などを丁寧にしてくれて、
私達の希望も丁寧に聞いてくれたので、私達も安心することが出来た。
私達の願いは、いやなことを無理強いされずに、苦痛なく穏やかに過ごしてくれること。
それだけなのである。
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最終更新日
2023年05月04日 14時16分09秒
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