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思い出・・一期一会


一期一会


思いがけない再会


痴呆について(祖母を思い出しながら)


K君へ・・人はみんな同じではないよ


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教師の体罰ニュースで思い出したこと・・


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体罰事件で思い出したこと


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レンタル映画「タイタンズを忘れない」


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本「揺れる子どもの心と発達」高垣忠一郎著


「奪還 」 蓮池透著


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「死ぬにはいい日」


「"It"と呼ばれた子」


「あの世 この世」


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「引きこもり狩り」 芹沢俊介◎編


印象に残った絵本色々


映画「誰も知らない」


映画「白いカラス」


映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督


映画「愛を読む人」


2023年12月27日
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今年はクリスマスイブが日曜日だったので、例年以上にクリスマスを楽しむ家庭が多かったのではないでしょうか。
しかし、中には冬休みもクリスマスもお正月も関係なく、塾や勉強に追われる子ども達も多いかもしれません。
購読する北海道新聞の記事を見て、教育熱心な親に潜む問題を考えてしまいました。

​教育虐待に走った母 自らと子どもを同一視 名誉欲満たすため暴力も北海道新聞 2023年10月18日

 2666字に及ぶ長文には、後悔と贖罪(しょくざい)の言葉が並んでいた。今秋、北海道新聞社に届いた1通のメール。子どもが耐えられる限度を超えて勉強を押し付ける「教育虐待」をかつて繰り返していた札幌市内の女性(56)からだった。「子どもに手を上げたくて、上げていたわけではない」。そう語る女性はなぜわが子の心身を傷つけたのか。教育やしつけが虐待へと変わる背景を探った。
 「勉強しないならいい。捨てる」。学習道具を真冬の屋外へ放り出し、はだしの子どもに拾いに行かせる。胸ぐらをつかみ、身体への暴力もいとわない―。
 10月8日、女性から届いたメールには6年ほど前まで自らが行っていた虐待の様子が記されていた。その2日前、北海道新聞デジタルに載った教育虐待の記事を読み「一歩間違えば誰もが虐待する側の人間になることを知ってほしい」との思いでしたためたという。
■子どもの幸せにつながると信じていた
 女性は夫と社会人の長女、定時制高校に通う次女の4人家族。子どもの教育に熱を入れるようになったのは、長女が小学校低学年になったころからだった。
 「高学歴を求められる職業に就くことが子どもの幸せにつながると信じていた」。女性は対面での取材に応じ、当時の心境をそう説明した。
 受験戦争が過熱した1960年代生まれ。母親も「高学歴信仰」が強く、女性は自らの大学受験の失敗が長年コンプレックスになっていた。中学受験を視野に子供たちを塾に通わせ、自宅では女性が勉強を指導した。熱が出ても登校させ、満点以外のテストは「何これ」と突き放した。
 子どもを激しく叱責(しっせき)した後はいつも「自己嫌悪の塊」になったが、それでも虐待は止められなかった。「子どもを使って自分の名誉欲を満たそうとしていた」。女性はそう回想する。
 転機は次女との衝突だった。当時小学5年生。登校をしぶる次女に馬乗りになり、気付くと首に手をかけていた。同居していた女性の母親が声を掛けなければ、命に関わる事態に発展していた可能性もあった。
 教育虐待に起因する事件は後を絶たない。2016年には名古屋市で、父親が中学受験を控えた小学6年生の息子を刺殺した。父親は日常的に刃物をちらつかせながら、長男を指導していたという。
 今年3月には教育虐待に長年苦しんだ元九州大生が実家で両親を殺害する事件も起きた。女性は「私はたまたま罪滅ぼしのために生かされているだけ。事件は人ごとではない」と話す。
■「子のエネルギーが満ちるまで見守ろう」
 その後、次女は不登校となり、女性は自らの教育観を見つめ直した。インターネット上にあふれる不登校の関連情報を読みあさる中、女性が目を留めたのは不登校の子どもと親をサポートするNPO法人のページだった。
 「親が言い過ぎると、子のエネルギーが奪われる。子のエネルギーが満ちるまで見守ろう」。干渉一辺倒だった女性の胸に刺さったのはそんな一文だった。
 以来、女性は勉強を無理強いするのではなく「子どもがやりたいと思うことをできる環境を用意しよう」と考えるように。次女が短時間でも登校できたら褒め、興味を持ったスポーツも積極的に経験させた。
 長女は母親の変心を「私はどんなに努力しても褒めてもらえなかった」と何度も責めた。女性はその都度「お母さんの価値観が変わり、それまで認められなかったことも『有りかな』と思えるようになったの。だからごめん」と謝罪した。
 女性は現在、札幌でカウンセラーとして働く。不登校や教育虐待に悩む子どもや保護者の相談にも応じ、自らの体験を伝えている。
 あの時、女性はなぜ教育虐待に走ったのか。「子どもが勉強をできないのは自分のせいだと捉えていた。子どもは自分の分身のような感覚だった」。女性は自らを責める気持ちが、子どもへの虐待になって現れていたのだと今は思う。
 自身と子どもを同一視し、自らが果たせなかった社会的成功を子どもで実現しようとしていないか―。女性の証言は多くの保護者に自省を促しているようにも聞こえる。(工藤俊悟)


​教育虐待、心身に傷 親の過度な期待、道内でも 被害者に後遺症も 北海道新聞 2023年10月16日​
 親が子どもの耐えられる限度を超えて勉強を押し付け、時には暴力も伴う「教育虐待」の被害が道内外で後を絶たない。「教育熱心」との境界があいまいで表面化しづらく、親が虐待であることを自覚しないまま、子どもの心身を傷つけているケースも目立つ。成人後も精神的な後遺症など深刻な影響に悩まされる被害者は多く、専門家は「どの家庭でも起こり得る」と警鐘を鳴らしている。
 「母は自らぜいたくすることなく、私の教育にお金を掛けてくれた。逮捕されると思うと、警察に突き出すようなことはできなかった」。道央在住の20代女性は母親から長年虐待を受けてきたが、児童相談所に自ら通報したのは高校2年生になってからだった。
 小学校低学年になると、母親は漢字を覚えられない女性に「なぜできないのか」と怒声を浴びせ、勉強机の上の物を投げつけるようになった。直接暴力を振るわれたこともあり、女性は今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)で通院を続けているという。
 「教育熱心」や「しつけ」を大義名分に家庭内で繰り返される教育虐待。被害者が声を上げづらく、第三者も事態を把握しにくいのが特徴とされる。会員制交流サイト(SNS)上では、道内在住者らも「テストや問題集で間違った分だけ、父親に殴られた」などと深刻な被害を訴えている。
 子どもの養育環境改善に取り組む一般社団法人ジェイス(東京)代表理事で、教育虐待という言葉を公の場で最初に使った武田信子さん(61)は虐待の見分け方について「子どもが親にノーと言えない関係は注意が必要」と説く。「明確な暴力だけではなく、『あなたのため』と言い、子どもが耐えられる以上の負担を継続的に強いる行為もトラウマを生む」という。
 難関高志望の生徒が多い札幌市中央区の学習塾でかつて講師を務めた30代男性は、普段は明るく振る舞っていた男子中学生の涙ながらの訴えが忘れられない。
 「両親が言うから仕方がない。本当は別の高校に行きたいのに」。生徒は中3の冬になっても自らの学力とかけ離れた高校を志望していた。生徒と丁寧に対話を重ねるうち、志望校決定の背景に「一定レベル以上でなければ、高校として認めない」という両親の考えがあることが分かった。
 元講師は両親とも面談したが「家庭の問題に口を挟まないでほしい」ととりつく島もなかった。生徒は結局、両親の希望する高校を受けたが不合格となった。元講師は話す。「親が価値観を押し付け、進路を強制する話はごまんとある。子どもの人生のはずなのに」
 厚生労働省によると、2022年に自殺した小中高生は過去最多の514人に上った。学校問題に起因する動機のうち、最も多かったのは「学業不振」の83人で、次いで「進路に関する悩み」の60人だった。
 親の抑圧で心身のバランスを崩した子どもが起こす事件も絶えない。今年3月には、教育虐待に長年苦しんだ元九州大生の長男(19)が佐賀県の実家で両親を殺害。18年には滋賀県で医学部進学を強要された娘が9年間の浪人生活の末、母親を殺す事件が起きた。
 成績不振時に母親から暴力も振るわれていた娘は殺害直後、SNSに「モンスターを倒した。これで一安心だ」と投稿した。
 滋賀の事件を追った「母という呪縛 娘という牢獄(ろうごく)」(22年・講談社)の著者で元通信社記者の斉藤彩さん(28)=北大卒=は読者からの反響に「自分も子どもに価値観を押し付け、期待するがゆえ、厳しい教育を課してしまった」との反省の声があったと明かす。
 札幌市児童相談所地域連携課で虐待の初期調査を担う小林明弘調査担当係長(49)は「教育虐待の根本にあるのは子どもへの期待。親なら誰もが持つもので、それ自体は悪ではない」と指摘。「育児は誰にとっても難しい。子どもの教育に悩む人は、児相などに相談すれば自らを後方支援してくれる人を増やせることを知ってほしい」と呼び掛けている。(工藤俊悟)


私は長年、子どもが不登校やひきこもりになり悩んでいる親たちの話し合いの場に関わってきた。
学校に行くのが当然で、せめて高校くらい卒業しなければこの世を生きていけないのではないかという「学校信仰」に洗脳されているような日本では、
わが子が学校に行かず家に引きこもってしまった時の親の驚きや焦りは想像以上のものだ。
そんな保護者(主に母親)の話を聞いていて、教育熱心だとは感じても「教育虐待」と思ったことはない。
だが、一歩間違えば子どもにとっては虐待に近くなることは想像できる。
わが子へのプレッシャーが過剰であり、子どもに苦痛を与えているのではないかと思える親はきっと大丈夫だろう。
だが、親と教師がタッグを組んでプレッシャーを与え始めたら子どもはたまったものではない。
そのストレスが心身の不調を呼び込み、自分で自分を苦しめたり傷つけるようになると、悪循環にはまりこむ。
不登校の背景には学校内での人間関係やいじめ、学力不振、教師からの不適切な指導や対応がきっかけになると思うが、その遠因に「教育熱心な家庭」は無視できないだろう。
広い意味での教育は大切だし、その意味では教育熱心は悪いことではない。
適切な教育熱心さはどのようなことなのかを、子育て中のご両親や祖父母の皆さんは、自分や子どもの性格を見つめつつ、熱心さのあまり、「虐待」に近いことになってはいないかどうかを考えてほしいと思う。
ちなみに私は、どちらかというと放任に近い感じだったような気がします。
何故かといえば、子どものことより自分自身のことで精一杯で、必要最低限度の子どもへの目配りしかしていなかったから。
当時の私は、教育熱心で優しく見えるお母さん達を横目で見ながら、
激しいコンプレックスとわが子への罪悪感と闘いながら、
とにかく早く育ってくれと思っていました。


教育虐待と教育熱心 境界線は? 第一人者の武田信子さんに聞く<デジタル発>





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最終更新日  2023年12月27日 08時59分57秒
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