2348671 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

マイペース70代

マイペース70代

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

慶應通信のページ


思い出・・一期一会


一期一会


思いがけない再会


痴呆について(祖母を思い出しながら)


K君へ・・人はみんな同じではないよ


手を出さないで、見ててね


北の国から・・私の吹雪体験


Yちゃん


長倉洋海さんとアフガニスタン


生き急いだNさんへ


卒業仲間


沖縄の戦跡巡拝


旧友とのおしゃべり


学生無年金障害者訴訟判決/Yさんのこと


他生の縁


法事にて /「義兄」のこと


Mとの思い出


縁は異なもの


映画「ハッピー」とTさんのこと


同じ父なのに・・


かつてのヤンキーボランティア


阪神淡路大震災こと


叔母の「死」に思う


悪夢の思い出


進化する父


早世した友の思い出


障害を持つ子の親の思い


Nちゃん(中学のクラスメート)との再会


出会いの不思議


N先生の思い出


「あの子の笑った顔を見たいんです」


「シュウ君」


数学の思い出


思うことイロイロ


青春や若さって、そんなにいいもの?


NHK「フリーター漂流」を見て


団塊シッポのつぶやき


結婚って何だ?


若者のボランティア活動について思う


笑わなくたっていいんだよ


不倫って、「ひめごと」だと思っていたのだけど・・


普通って、何だろう?


やりたいことは、とにかく手をつけよう


成人式と着物


子どもに不正をそそのかし、見逃す大人たち


「『迷惑をかけない人』を望む母親が増加」に思う


人の心にも「地雷」がある


教師の体罰ニュースで思い出したこと・・


里親について


体罰事件で思い出したこと


「いじめ」は殺人になる


若い頃の苦労は買ってでもせよ。その前に、「子供の失敗は買ってでもさせよ」


読書、映画、観劇など


映画「裸足の1500マイル」


本 「カンボジア 運命の門」


レンタル映画「パウダー」


レンタル映画「タイタンズを忘れない」


本 「大地」パール・バック


本「揺れる子どもの心と発達」高垣忠一郎著


「奪還 」 蓮池透著


「逆さメガネ」養老孟司著、PHP新書


「死ぬにはいい日」


「"It"と呼ばれた子」


「あの世 この世」


「二人目の母親になっている日本の男たち」


パティニョールおじさん (レンタルビデオ)


映画「オリバー・ツイスト」


映画「スタンドアップ」


蟻の兵隊


映画「ハンナ・アーレント」


「引きこもり狩り」 芹沢俊介◎編


印象に残った絵本色々


映画「誰も知らない」


映画「白いカラス」


映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督


映画「愛を読む人」


2024年04月05日
XML
テーマ:古民家再生(71)
カテゴリ:家族・親族
母が亡くなり、実家は妹が一人で住んで管理している。
渡道四代目なので、私が若い頃までは農地だった場所も、今では周囲が住宅地や商業施設に変貌した。
それでも、曾祖父(渡道からは125年)の時代からの庭や木々、築100年は経つであろう納屋や築50年の旧住宅があり、敷地もそれなりに広い。
妹は、自分が元気なうちにそれらをキチンと処分することが自分の仕事と考えていて、
数年以内に納屋や小屋や庭などを解体処分して売り払い、自分が住む住宅だけ残そうと考えている。
私や末の妹は、妹の考え方に従うだけだ。
再活用できたらと思ってはいたが、あの敷地や庭をまるごと購入してくれる人はなかなか見つからなかったのだから。
ところが、「もったいないなあ」と数人の思いが集合すると、道が開けてくるのが不思議だ。

長男の住む近くに、古民家再生もしている建築会社がある。
息子たちのワイナリーもその会社が建ててくれたので、せめて納屋の木材だけでも再活用できないかと相談してもらった。
それで、昨日その会社の社長と社員と長男が実家に見に来てくれたのだ。
納屋は、およそ百年前に曾祖父と祖父が、地元の大工に建ててもらったと聞いている。
今はもう無くなってしまった最初の旧実家も、「蔵」と呼んでいた穀物倉庫もその人が建てたと思う。
曾祖父と祖父は、持山から木材を切り出し、乾燥させて準備して、住居・蔵・納屋と建てていった。
社長はその納屋を一目見るなり、「どこも歪んでいない」という。
土台も梁もしっかりしているし、地中に埋まっている柱は傷んでいるかもしれないが再生には問題なさそうだし、「これを建てた棟梁の腕が良かった」とも。
実は息子は、ワイン倉庫を作りたいと言っているので、納屋の木材の一部でも使ってもらえればと思って相談したのだ。
色々と調べた社長は「これは、このまま移築してリノベーションした方がいい」とおっしゃる。
私達はそれほどまでのことは全く考えていなかったので、ビックリである。
それを聞いた私の胸には、なぜか不思議な思いが湧き上ってきた。
実家の姓は妹で絶える。
父は生前、私達が三姉妹なので「姓なんて消えたっていいんだ。その命がつながっていればそれでいい」と言っていた。
しかし、きっと内心では娘の代で祖先からつないできた姓が消えることに寂しさはあったと思う。
曾祖父は養子に入って姓をつないだが、明治維新の波の中で北海道に渡り、新たな地で一族をつなごうとした。
その子である祖父もそうだし、多分父もそうだったはずだ。
戦後の農地解放、平成・令和の時代の土地開発の波の中で、とうとう苦労して手に入れたはずの土地も残りわずかだ。
その中で開拓時代の名残を残す納屋もなくなる寸前で再利用されると知った時、
あちらの世界の曾祖父母・祖父母・両親がどれほど喜んでいるだろうかと思うと、
ひょっとすると今回のことは、ご先祖様たちがそのように仕向けてくれたのかもしれないとさえ感じる。
だが、移築して再生するとなれば、新築よりも費用がかかるかもしれない。
でも、開拓時代の木々を次の世代に残すことは、きっと大きな意味があると思うので、できるだけ応援をしたいと思っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年04月05日 09時06分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[家族・親族] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

みらい0614

みらい0614

カテゴリ

お気に入りブログ

覚えてますか?「葬… New! 七詩さん

たき火はイリーガル New! ぼちぼち7203さん

その血は誰の手に(… New! 佐原さん

『Wedge 2024年2月… New! Mドングリさん

読書の日 New! k-nanaさん

コメント新着

 みらい0614@ Re[1]:桜が一気に満開(04/27) maki5417さんへ 本州から見たら「やっと…
 maki5417@ Re:桜が一気に満開(04/27) ようやく咲きましたか。 GWでニッカの工場…
 みらい0614@ Re[1]:学歴詐称再び…小池百合子(04/18) maki5417さんへ 私はネットの記事だけで…
 maki5417@ Re:学歴詐称再び…小池百合子(04/18) 文春の記事を読みましたが、小島は小池の…

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.