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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさま、こんにちは。
いよいよ、ちらほらと桜が咲いてきましたね。 私は桜と打ち上げ花火がとにかく大好きで...。 毎年見るたびに、「また今年も生きて、これを見れてよかったな」としみじみしちゃいます。 もっと歳が若い時からこうなんですけど、とかく最近は涙もろくていけません。 最近も、うちの息子がお絵かきしてて「かーちゃん、出来たよ!」と見せてくれた絵に、ウルウルきてしまいました。 「これ、かーちゃんとみ○(息子の名前)。ラブラブさくらんぼだよ!」 だめです!(泣)感激して泣いてしまいました。右が私で左が息子だそうです。 息子がちゃんとした絵を描いたのはこれが初めてだったので、よけいに嬉しかったです。 私はカイロプラクティックに夢中で、子供を育てるということに、さほど興味もなく結婚して5年も子供を作らずにきました。 そんな私ですから36歳で子供を授かった時に産院の大野先生に「先生、私子供をちゃんとかわいがれるでしょうか?大丈夫でしょうか?」ってよく聞いたものです。 でも自らも出産子育て経験を持つ大野先生は「自分の子供は気が狂うほどかわいいから、全然心配しなくて大丈夫」と、まったく相手にしてくれませんでした。 「そんなものかな」とその時は意味がよくわかりませんでしたが、産んでから先生の言った意味が本当によくわかるようになりました。 「自分の子供をかわいいと思う気持ちが地平線のように広がって、すべての子供たちへの愛に繋がるようになりますよ」と先生はおっしゃっていましたが、本当に今はすべての子供たちを前よりも愛しく、かわいいと思うようになりました。 仕事に夢中だった時は、子供が出来るとただ物理的に自分の時間がなくなり、狭くなり、自由がなくなると考えがちでした。 ところが実際は、子供が登場すると、狭くなるどころか世界がどんどん広がり、人生の一つ一つの景色がキラキラと輝きを増してきました。 私を励ましてくれた産院の大野先生の最新刊「いのちを産む」は素敵な出産写真がたくさん入ったすばらしい本です。 自然分娩をお考えの方は、ぜひご一読下さい。 ところで、最近うちの施術室の患者さんで、妊娠される方が続々と増え、無事赤ちゃんを出産された方も赤ちゃん連れで数人いらっしゃっています。 このブログの読者の方からも妊娠の報告や質問などが時々あるので、最近気になったニュースを取り上げたいと思います。 それは「葉酸」についてです。 妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児に先天奇形が起こる可能性が高まると言われ、産婦人科学会でも「葉酸サプリメントを飲むように指導すべきだ」という研究発表が行われていますし、妊娠に関する本を読んでも、とかく葉酸を強調する傾向にあると思います。 ところが最近ノルウェーの公衆衛生研究所が、2000年~2005年までに生まれた18ヶ月までの乳幼児について行った調査で、妊娠初期の三ヶ月間に葉酸のサプリメントを摂取した母から生まれた子供に、呼吸器疾患のリスクが24%も高くなっているという結果が出ました。 妊娠初期はDNAのメチル化(DNAが機能しなくなる部分)が急激に変化するのですが、葉酸はメチル化の過程に影響を及ぼします。 この結果を受けてメチル化が免疫T細胞に重要な影響を及ぼす可能性があるとのことで、葉酸は確かに必要だけれども、過剰摂取もまた問題だということが懸念されるのです。 サプリメントで摂らない限り過剰摂取する心配はほとんどありません。 だから、葉酸は菜花、枝豆、からし菜、大豆、ほうれん草、春菊、納豆、ブロッコリー、イチゴやアボカドなど食品で摂るようにしたほうが安心だと思います。 私は何か一つの栄養素だけを抽出したサプリメントを、基本的にあまり好みません。 あえて摂っているのはコラーゲンと時々飲む酵素くらいで、あとは金時しょうがや青汁など、食品全体を粉にしたものがほとんどです。 ビタミンCでも、Cだけを抽出したサプリメントよりも、食品に含まれるビタミンCのほうが 血中維持率が高いことが分かっていますし、何か栄養素を単独でサプリメントで摂ると、 自然界にはあり得ないくらいの量が食べれてしまうので、このように過剰摂取の害が出てきてしまうと思うからです。 私はそれよりも、妊娠したら特に野菜の質を見直したほうがいいと思います。 野菜に含まれる栄養素が今どんどん減っていることは度々書いていますが、1950年に比べて、ほうれん草に含まれるビタミンCが何%減ったかご存知ですか? なんと77%も減ったそうです。鉄分も80%も減りました。 ニンジンのベータカロチンは63%、キャベツのビタミンB2は90%も減ったそうです! この50年の農薬と化学肥料で土がかなり枯れて、F1種の種の台頭などで、見た目は美しくなりましたが、植物自体の真の元気はなくなっていっているのでしょう。 元気になると、肥料をまったく与えていなくても、植物は地中深く根を伸ばし、栄養素をどこまでも探しにいきます。 木村さんのところの林檎が、無農薬なだけでなく、無肥料なのに普通の林檎の10倍~20倍も亜鉛が多いという事実を聞いた時、本当に驚きました。 人間も同じで、いくら良い栄養素をサプリメントで補ったところで、腸が汚れていては、それを生かせないのではないか? そして、サプリメントよりも、まずは日々の野菜を、よい農法で育てられた元気な野菜にシフトすれば、それだけでも摂れる栄養素が違うのではないか? 昨日ナチュラルハーモニーの宅配が来た木曜日だったので、夕食に並んだキャベツと玉ねぎのサラダも、菜の花もすべて自然栽培の野菜でした。 良い野菜は、理屈抜きに、細胞が喜ぶ味。 良い野菜はそれだけでもう、すごいご馳走。すごいサプリメント。 あまりにもおいしくて、心の底から、そう思いました。 そして感謝しました。 そういえば、木村さんと一緒に自然栽培を広めるために日本全国を行脚する、ナチュラルハーモニーの河名代表の本がついに出ました。 すばらしい本なので、ぜひ読んでみて下さい。 帯には木村さんからの推薦文が入っていました。 「友よ!一緒に日本を変えよう!」と。 本当に日本が変わり、どこでもこんな野菜が手に入るようになってほしいです。 すばらしい野菜は、最高のサプリメント! そして最高のご馳走だ!! 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 これを励みに頑張れます! blogランキングに1票投票する いつも応援クリック本当にありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月27日 19時38分04秒
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