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アンチエイジングの鬼

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2011年01月26日
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カテゴリ:健康について
みなさま、こんにちは。
寒い毎日が続きますね。

私は、年末年始、そして1月初旬インフルと、本当によく寝たせいか、体調は以前より絶好調。
仕事がたてこんで、どうしても睡眠時間が減っていた去年は細胞の修復が追いつかず疲れていた感じが、やっぱり少しあったんですが、本当に人間は寝ないとだめですね。

小松さんと共著のナチュラルコスメの本も、ようやく脱稿に近づきつつあり、なにごともなければ3月の初め頃には出る予定で、ちょっと一息ついています。
ただ、次の本の締め切りもありまして、そうゆっくりもしてられません。
いろいろ書きたいことが溜まっている私としては、こうして本の執筆の声をかけて頂くのは、ありがたく、なるだけお受けしようと思っているのですが、治療室もありますし、コスメの開発もあるので、なかなか進まない現状です。
でも、なんとか頑張ります!(でも、睡眠はちゃんと取るぞ!)

さて、先週金曜日、久しぶりに皮膚科医の友利新先生にお会いしました↓
よくテレビに出てらっしゃるから、知っている方も多いかと思います。

dr.tomori

この写真は、すっぴん写真なのに、ほんとかわいいでしょ?
お会いするのは、2年ぶりくらいでしょうか。
以前は渋谷のアンチエイジングクリニックで、一緒に働かせていただいていたのですが、クリニックがなくなり、なかなか友利先生にお会いする機会もなく、ご無沙汰していました。

でも、私がオーガニックコスメブランドを立ち上げてから間もなく、雑誌で友利先生が私のコスメを愛用品としてしょっちゅう紹介して下さっていることを知り、嬉しく思っていました。
写真で持っているのも、私のプロデュースした砂糖不使用のチョコクッキー。
とっても気にいって下さっているみたいで、ブログにも「きれいになれるスイーツ」として紹介してくれています。

こないだ私がブログで紹介したホルミシスフェイスローラーの「ルナビジン」も、ブログで読んで、即効購入したとおっしゃっていました。
先生は、最近流行のフェイスローラーには懐疑的で、金属である事や肌に刺激が強すぎることを皮膚科医として懸念されていたそうです。
ところが、あのローラーは肌に触れる部分がシリコンゴムなので、これなら肌に優しくていいなと、購入されたそうです。

runabijin

ところが、驚いたのはその効果なんですって。
金属のローラーは、試したことがあるけど、どれもこんなに顔が上がらないそうです。
これはこのゴムに練りこまれている微弱放射線が出る鉱石のホルミシス効果なのか、はたまたこの形状によるものなのか、2人でいろいろ検証していたんですが、このあたりは今後もっと研究していきたいと先生は言っていました。

微弱放射線ホルミシスといえば、私は今や1ヵ月半に1度は、例の弘法の湯に行っています。
行くと、細胞が喜ぶ感じで、すんごくリフレッシュするんですよね。
特に今ミストサウナがMYブームです。

hokutoseki
↑弘法の湯にある北投石。
この石から微弱放射線が出るんです。
ミストサウナも、この石につけこんだミストが出てきます。

1993年以降、東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など14の研究機関で老化抑制効果、がん抑制効果、生体防御機構の活性化等を研究課題とした「放射線ホルミシス効果検証プロジェクト」が実施されています。

私が特に注目しているのが、この実験。
老化現象が、低線量照射によって抑制されるのかどうか調べるため、いろいろな週齢の健常なラットに、低線量照射した時、
(1)過酸化脂質量 (2)膜の流動性 (3)活性酸素の消滅する酵素(SOD)の量
のそれぞれが、どのように変化するか実測したところ、生後7週間目の若いラット(7週齢)に対して、65週間目(65週齢:人間でいえば約50~60歳に相当)のラットは、
(1)過酸化脂質量は大 (2)膜流動性は低 (3)SOD量は小
の関係にあることが確認されたんだそうです。


しかし、65週齢のラットに、約50センチグレイの低線量放射線を照射すると、
上記の(1)~(3)の特性は有意に改善され、
若いラットの値とほとんど同じなってしまったそうなんです!!


微弱放射線ホルミシスって、ほんとすごいですね~。

さて、友利先生に、今回お土産としていただいたのが、宮古島のビデンスピローサ(タチアワユキセンダングサ)のお茶。
私が以前ブログで、ビデンスピローサに注目している事を書いていたことを覚えていてくれて、持ってきてくれたんです。
友利先生は宮古島出身なので、この薬草にとても詳しいようでした。

bp

ナチュラルシードさんで生のビデンスピローサを買ってサラダで食べたり、錠剤を一度買った事はあったんですが、お茶は初めて。
正直、サラダにするのはそんなにおいしくないし、錠剤は添加物が気になるし、お茶として飲むのが一番いいなーと思っていたところでした。
大麦とウコンで少し味を整えてあるのもあって、飲みやすくて、あれから毎日飲んでいます。



このビデンスピローサ(タチアワユキセンダングサ)はキク科センダングサ属コセンダングサ類の一種で、宮古島では道端、畑、海岸など、いたるところに見られる野草です。
宮古島だけでなく、沖縄本島でも、むい自然農園さんの畑に行った時、生えているのを見ました。
沖縄では、普通によく見かける野草だそうです。

ただし、宮古島のビデンスピローサは、他の島のビデンスピローサと、威力が全然違うそうです。
理由としては、宮古島は紫外線量が半端なく多いこと、そして島自体が平坦で、保水出来ないので水不足なこと、そして島全体が台風にさらされるので、塩水を浴びてしまうことなど、植物が育つ環境があまりにも苛酷なため、植物の抗酸化作用や、抗炎症作用が飛躍的に高まるからなんだそうです。

この野草の薬効に注目して、質の高いビデンスピローサを武蔵野免疫研究所が栽培しはじめたのは、1996年ごろのこと。
薬効を高めるため、栽培方法にもこだわり、無農薬で、肥料も使わず、大豆を植えてすきこむことだけで緑肥にして、育ててきたそうです。
このあたりにも、私は共感しました。

ビデンスピローサには、天然のフラボノイドやカフェ酸、ポリアセチレン化合物などの抗酸化物質が含まれています。
琉球大学、鹿児島大学、北里大学などのさまざまな研究機関で、これらの抗酸化物質により、活性酸素を打ち消す力がとても強いことが証明されています。


アンチエイジング効果もすごいビデンスピローサですが、一番すごいと注目されているのは、実は花粉症やアトピーなどアレルギーに関する効果なんです。


すみません、またちょっとブログが長くなりすぎて、文字数制限で全部アップできなかったので、ここでいったんきって、後編に分けますね。


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Last updated  2011年01月26日 17時21分37秒
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