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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
今週は、コスメの直営店が表参道にOPENしたので、私も準備やら店頭に立ったりしていたため、ブログの更新が遅くなってごめんなさい。 雨にも関わらず、すごくたくさんの方が来てくださり、感謝しています。 今日(19日)も、一部の時間を除いて、ほとんど店頭にいますので、よかったら遊びに来て下さい。 表参道のシャネルとディオールの間を入って、少し歩いたところの1階の路面店です。 ![]() ↑この店内写真に写っているミツロウろうそく。 これは、このお店の象徴として、これからも店内に飾り続けると決めています。 オープンの前々日、マスコミの方々や取引先、関係者を呼んでプレオープンレセプションをやりましたが、実はこっそりと平和を祈る「原爆の火」を、このロウソクに灯していました。 ![]() この火は、実は66年前に、広島に投下された原爆の残り火です。 1945年8月6日に、広島に原爆が投下された時、福岡県の山本達雄さんという方が、兵隊として広島に派遣されていました。 世話になった叔父さんが広島に住んでいたので探したのですが、遺体すら見つからず、広島の爆心地に近い叔父の書店で見つけた原爆の残り火を、形見としてカイロに点火して、福岡の家に持ち返りました。 残り火を見つけた時、山本さんは「この火が叔父を、皆を殺したんだ」と怒りに震えたそうですが、祖母に見せるために持ち帰った火は、祖母によって火鉢の中で燃やし続けられ、一度も消される事なく、朝タは仏壇に灯し続けられました。 山本さんにとっては恨みの火、怒りの火でしたが、彼の祖母にとってその火は死んだ息子を想う愛の火だったのです。 お祖母様は12年間火を守り続け、その間に山本さんの怒りの心が愛の心へと変化し、いつしかこの火は、平和を祈る火となり、その後もなんと計23年間も、山本さんによって消さずに守り続けられ、そのことが有名になり1968年になって、この火は山本さんが住む福岡県八女郡星野村に譲り渡されました。 「平和の塔」が建立され、山本さんの原爆の火が点火され、この火は星野村が守り続けることとなり、山本さんの死後もこうして投下から計66年間も消されずに燃え続けている、奇跡の火となりました。 星野村では毎年8月6日に「平和の塔」の前で平和祈念式典が開かれ、今ではこの原爆の火は世界平和のシンボルとなり、時々こうしてカイロの火に分火されて、日本の各地で灯されるそうです。 この火を預かっていたのは、石巻に一緒にボランティアに行った、石田大介くんと加藤幸子さん。 二人は「幸+福」という音楽ユニットをやっているのですが、ちょうどこの日、お店のオープンイベントで演奏してもらうことになり、2人の提案で、この火を1日店内に灯すことになったのです。 元々は恐ろしい火ですが、山本さんとお祖母さんの真心、そして星野村の方々、さらには平和を祈る多くの方々の気持ちに浄化され、今では本当に暖かい、優しい光になっています。 この平和の火に包まれ、お店はすばらしいスタートをきることが出来ました。 レセプションの終了と共に、平和と幸せ、健康美に貢献出来ることを祈り、スタッフ全員で火を消しました。 ![]() 幸と福の演奏もすばらしかったです。 空間を変えることが出来る歌声。 よかったら聞いてみて下さい。 幸と福 ひとつのわ 日本の原発だけで、毎年広島の原爆の5万発分の核物質を生み出しているそうです。 この火が本当のやすらぎと共に消える日が早く来ますように。 さて、店も無事OPEN出来たので、そろそろもう一度石巻にボランティアに行こうと思います。 26日に、NPO「オンザロード」でボランティアで縁日をやるのですが、それに参加することにしました。 私はカイロプラクティックの屋台を出し、うちの夫はバナナチョコデザートの屋台を出すことに。 今日、二度目の試作を作ってみました↓ ![]() どうかな~?地味? 火も使わず、氷も使わずとなると、こんな感じが精一杯なんですが、、、 バナナをかなり大量に持って行くので、さすがにバナナまでオーガニックというのは予算的に無理なんですが、チョコソースやトッピングはオールオーガニックで、もちろん砂糖不使用にする所存! ソースはオーガニックの非加熱のココアパウダーとローアガベシロップと、オーガニックの豆乳で作り、トッピングはオーガニックのきなことか、アーモンドスライスにしようかなと。 被災地の方はオメガ3不足に違いないので、そこもなんとかプラスしたいところなんで、今どういう形でプラスするか考えています。 このバナナとココアという組み合わせ。 実は放射性物質の内部被曝対策にも、とてもいいんです。 放射性セシウムは、カリウムと間違えて体が取り込もうとするのですが、カリウムを適度に摂って、カリウムが体に満ちていればセシウムが取り込まれにくくなると言われています。 ココアには、100gあたり2800mg、 バナナには1300mgもカリウムが含まれています! バナナを凍らして、ココアとアガベと豆乳を溶いてまぶしたり、バナナをオリーブオイルやアボカドオイルで焼いて、ココアパウダーを振りかけたり、この組み合わせは結構簡単にデザートが出来るから、ぜひ今年は摂るようにしたいですね。 ココアの原料、カカオにはカカオポリフェノールが含まれていますが、これは赤ワインの3倍の量のポリフェノールです。 カカオポリフェノールは、老化の原因となる活性酸素を除去してくれる働きや、悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されることを抑制したり、動脈硬化を予防する効果があります。 その他、カカオポリフェノールには、ストレスによって増加する「コルチゾール」というストレスホルモンの分泌を抑えてくれる働きがあります。 この「コルチゾール」が過剰なストレスで多量に分泌されると、脳に「お腹がすいています」という間違った信号を送り、更に脂肪細胞に「出来るだけ多くの脂肪を蓄えろ!」という指令まで出してしまうのです。ぎゃー!! コルチゾールが増えると、ニキビが出来やすくなり、アレルギーを悪化させ、むくみやすくなり、高血圧や月経異常が起こることもあります。 まさに美容の敵!! しかも、コルチゾールの過剰分泌は、脳の「海馬」を萎縮させることが分かっています。 海馬は「記憶」をしまっておく部分ですから、大変な問題です。 また、うつ病の患者さんはコルチゾール値が高いという研究結果もあるようです。 ちなみに、このコルチゾールは寝ている間にも分泌されますが、夢を見ている「レム睡眠中」に分泌されます。 起きている時のコルチゾールはいろいろとやっかいですが、寝ている時のコルチゾールは、むしろダイエットの味方で、寝ている間に脂肪を燃焼する働きがあります。 特に午前3時から6時の間に多く分泌されるそうです。 一方、寝ている間に壊れた細胞を修復してくれるアンチエイジングに欠かせない「成長ホルモン」のほとんどは、寝て最初の3時間、夢を見ない「ノンレム睡眠中」に、その多くが分泌されます。 特に0時~3時に分泌されやすいそうです。 睡眠不足だと太りやすくなったり、肌荒れしたりという理由が分かりますね。 さて、寝ている時はいいとして、起きている時の過剰なコルチゾールはアンチエイジングの敵。 カカオポリフェノールは、コルチゾール対策に頼もしい味方です。 また、カカオの「テオブロミン」という苦味成分には、自律神経を整える作用があり、リラックス効果がとても高いと言われています。 それだけでなく、カカオにはピロリ菌に対する殺菌力があり、チョコレートの消費量が多い国ほど胃がんの死亡率が低いようです。 ただ、だからってチョコレートを食べ過ぎると、同時に砂糖も大量に摂ってしまうから、ニキビが増えたり肌荒れしたりしがち。 そんな時、GI値25のサボテンみたいな植物の樹液であるアガベシロップを少量使えば、こうした欠点のないチョコや、ココア飲料が作れるのでいいですね。 ちなみに、セシウム対策として、カリウムを多く含むものは、昆布やわかめ、ひじき、こんにゃく、まいたけ、大豆、小豆などがありますが、注目したいのは「切干大根」です。 なんと、カリウムを100g中、3200mgも含みます。 食物繊維もすんごく多いので、毒素排出、便の質を上げて腸管免疫を良くするためにもいいと思います。 特に、無肥料無農薬天日干しの廻屋農園の切干大根がオススメです。 今年のデザートはココアとバナナで! コルチゾールもセシウムも撃退だっ!! ↓応援して下さると嬉しいです! ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年06月19日 09時14分12秒
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