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カテゴリ:アンチエイジングの敵
みなさま、こんにちは。
今、発売中の婦人画報3月号のホルモン特集に登場しています。 去り行くエストロゲンに固執しすぎず、ホルモンの親玉DHEAを増やしていこうぜ!って内容です。あと成長ホルモンと。 今年50歳ということで、今後更年期は避けて通れない道。 いかにそれを、自然に、しなやかにすごせるか。 そしてエストロゲンが減ったあと、私たちをサポートしてくれるDHEAをどう味方にしていけるかは、これからの重要なテーマだと思っています。 このことは、またいろいろ書いていこうと思います。 もう1つ告知は、伊勢丹新宿店地下二階のビューティーアポセカリーの中のアムリターラコーナーが2月から直営店になりました。 今現在はまだ化粧品しか置いていませんが、専属のスタッフがいますので、新宿に行かれた時には良かったら寄ってみて下さい! もう1つ追加で告知です! 2月16日(金)~2月21日(水)まで、 初日の16日(金)13:00~ 今回のテーマは、「美容の新習慣! 無料のセミナーでご予約は不要ですが、 また、17日(土) さて、アンチエイジングの鬼、シーズン13ということで、、、、 自然治癒力を高めて、オーガニックの植物の力をお借りしつつ、いかにナチュラルアンチエイジング出来るかを探求し続けております。 なぜ、そんなことをやっているかというと、とても面白いからです。 与えられたこの体と命を、どれだけ最良に扱えるかということだから。 エイジングは病気にも関連します。 細胞レベルで、体の中から若々しくいれたら、老年病と言われるものにもなりにくくなり、この世の苦しみがかなり減ります。 これを探求していくと、自然とオーガニックにつながりました。 オーガニックの植物は、植物に寄り添って育てられているのでパワフルで栄養価が高いものが多いというのもありますし、人間にも害がある化学農薬を取り込まなくていいというのもあります。 ただ、実はそれだけじゃありませんでした。 ナチュラル生活をしている私の尿にも、パラベンや、フタル酸塩が出てきました。 海洋生物の体内からも、合成香料が検出され、ホルモン系統を攪乱しています。 ファンデーションに含まれるナノ酸化チタンや、抗菌グッズやデオドラント商品に含まれるナノ銀が植物の成長を妨げています。 オーガニック生活を送っていても、それでも環境の影響をやっぱり多少は受けています。 生物濃縮もされるので、私たちの子供の世代、孫の世代はもっと深い影響を与えます。 アレルギー増加という形で、それはもうあきらかになっています。 これは持続可能な社会ではないのです。 26歳から夫の影響でオーガニック生活だった私ですが、アンチエイジングを探求する中で、再びオーガニックの本当の意味に気づかされました。 organic(オーガニック)の語源はorgan(オルガン)です。 オルガンは生物の器官、臓器を意味します。 臓器は1つとしてムダなものがなく体内で密接に、有機的につながり合って機能していますが、オーガニックという言葉も、単に有機農法や無農薬と言う意味だけではなく、様々な要素がつながりあって全体を形作っているさま、調和を表しています。 べつだん新しい概念でも、流行りの物でもありません。 すべてはそこに存在している。 大きく足したり、引いたりする必要はないんです。 虫は理由があって群がる。 植物が弱かったり、窒素過多だったり。 早く土に返そうと、自然の働きが進みます。 調和のある畑には、ちょうどいい数の虫しかいません。 殺虫剤がないから、その虫を食べる虫も、ちゃんと存在しています。 殺菌剤がないので微生物が多い畑の土は、ふかふかなので植物は深く根を伸ばせます。 だから肥料なんかなくても、栄養を探しにいけます。 水はけもいいので、病気にもなりにくい。 答えは自然の中にある。 それがオーガニックというものです。 単に、無農薬農法のことではなく、ライフスタイルや考え方そのものなのだなと思います。 しかも日本では、戦前はそれが普通でした。 ただ、現代は昔よりいろいろなことが分かってきているというのもあり、植物の力がどんどん細かく解明されてきているので、古くて新しい最先端の美容健康法が、植物やオーガニックの中にあるのも、とても面白いことだなーと思います。 しかしオーガニックコスメは、やっと普通の女性誌にも載るようなってきましたが、オーガニック食品のシェアは日本ではまだ、たった0.4%なんだそうです。 もっと広がって行ってほしいと心より願います。 こないだNHKのスペシャル人体の再放送を見ていたら、すごく興味深かったんです。 きっと、見られた方も多いですよね。 いろいろと面白かったんですが、かなり興味深かったのは「腎臓」の回です。 尿を作るというイメージしかない腎臓ですが、ネフロンと言うろ過フィルターのようなもので、血液から不要なものをろ過し、不要なものは尿として1%が体外に出されますが、必要な栄養素は99%も再吸収して血液に戻します。 この時、血液の成分調整を絶妙に行うのも腎臓の役割。 実は腎臓は、他の臓器と神経伝達物質で会話しながら、絶妙な血液調整ですべての臓器を守っている、「血液の司令塔」であることが分かってきたんだそうです。 だから、腎臓の調子が悪くなると心臓、肝臓、肺、脳、腸、骨の調整も効かなくなり、多臓器不全に陥ったりもします。 興味深かったのが、イギリスのワージング病院で、腎臓の機能低下を改善するためにやっていることです。 なんだと思いますか? それは、薬を一時的にやめることなんです。 溶けた薬の成分の影響を、腎臓が一番大きく受けてしまうそうで、まず薬をやめると腎臓の機能が回復し、これによって多臓器不全を防ぎ、致命率が上昇するんだそうです。 このスペシャルでやっていたのは急性腎障害を起こしかけている方に、水分補給をしながら高血圧の薬をやめることで、この方は腎臓が回復して退院していました。 血圧の薬は腎臓への負担が大きいそうです。 腎臓への負担が大きいものには、他に鎮痛剤があるそう。 水分補給も、腎臓のためには超大切で、こまめに水を飲むことが腎臓をいたわるコツだそうです。 もう1つ気になることをやってたんですが、それが「リン」です。 腎臓の働きが悪くなると、血液中のリンが増えるんですが、リンが増えると血管が石灰化して動脈硬化が起こりやすくなり、全身に炎症反応や細胞障害が発生して老化が加速するんだそうです。 羊の寿命は約20年、ゾウは約70年、コウモリは約30年、人間は約75年 こうした動物の寿命は、実は血中のリンの量で決まっているそうで、血中のリンが少ないほど長生きなんだそうです。 もちろん、リンは不足すると呼吸不全、心不全、骨軟化症、くる病になりますので、大切な栄養素です。 肉や魚や豆などタンパク質の摂取源に多いので、摂らないわけにもいきません。 しかも、腎臓が健康なら、血液のリンの量はちゃんと適正に調整されます。 でもよく考えると、今って日本で二番目に多く使われている添加物が、リン酸塩じゃないですか。 加工食品にリン酸塩や重合リン酸塩が、めっちゃ使われてます。 ハムとか缶詰とかスナック菓子とか、カップ麺とか、ドリンクバーのコーヒーとか、もう何にでも入ってて。 重合リン酸塩は特に、リンがいくつも結合した最悪のリンなので、、、、 影響がかなり大きいのではないかと。 ポリリン酸とかメタリン酸とか、そういう名前で書いているのが重合リン酸塩ですが、2つ以上入っていたらただの「リン酸塩」でOKなので、もう何個入ってるか分かりません。 腎臓に良くないという降圧剤も、すごい大勢の方が飲んでいるじゃないですか。 1987年までは、血圧は上が180mmHgまで正常でした。 ところがどんどん基準値が下げられて、今や140mmHgまでしか正常じゃないってことにされちゃいました。 その結果、高血圧症と診断される患者さんが激増し、降圧剤の年間売上高は1兆円以上に増えました。 多剤処方があたりまえの日本、添加物天国の日本は、 これじゃ腎臓から老けます! オーガニックの語源でもあるオルガン(臓器)は、1つも無駄なものがなく、体内でメッセージ物質で会話しながら、有機的につながり合って調和を保って機能しています。 調和を妨げるものを、摂らない! 畑にも体にも、出来るだけナチュラルなものだけを入れましょう! 1日ワンクリック応援お願いします! にほんブログ村 鬼のインスタ https://www.instagram.com/katsutasayuri/ 4年ぶりの新刊「老けないオーガニック」好評発売中! 現在、私のオーガニックブランドでは業務拡大のためスタッフを募集しています。 伊勢丹新宿店の直営店のスタッフも募集中。 良かったらぜひご応募くださいませ! http://www.amritara.com/company/recruit.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年02月07日 14時51分52秒
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