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2015/07/16
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皆さん、G7各国が農業国という事実をご存じですか?

その証拠に農産物の輸出金額(2013年度)を見ると、

アメリカ 15兆1,734億円、フランス 7兆9,771億円

ドイツ 8兆9,235億円、イタリア 4兆4,991億円

イギリス 3兆2,727億円、カナダ 5兆439億円


日本 6,117億円(2014年度)・・・


そして、前回の答えです!

フランスワインには驚きの国家戦略がありました。


ロマネ


◇戦略 その1 原産地呼称統制(AOC:近年AOPに変更)


フランスが法律として制定したものでワイン用のブドウの産地を

その品質により畑の格付けを行うもの。客観的な評価制度で

ワインの品質や価格設定を明確化した「ブドウ畑ランキング制度」。

作り手のモチベーションも高まりますね!



◇戦略 その2 ソムリエ制度


フランスではソムリエは国家資格。

ワインの価値を消費者に丁寧に説明する為に料理とのマリアージュ

という観点で情報提供。ワインのプロ(人)によるメディア戦略であり、

魅力を世界中で発信する「アナログ版ツイッター」。

世界中のソムリエがフランスワインを売ってくれます!



◇戦略 その3 ワイングラス


美味しさや香りなどワインの魅力を引き出すために不可欠な道具。

機能美を兼ね備えたデザインは世界の美食家たちも惹きつける。

ワイングラスは ワインの価値を最大化するための「インフラ」。

テーブルをエレガントに演出し、ワインの味と香りの素晴らしさを

飲む人に伝える為の最終兵器です!


ワイングラス


このように、フランスワインはフランス国家による

周到なブランド戦略によって支えられており、

輸出金額に100倍以上の差が生じる大きな要因となっているのです!!



フランスは農産物の輸出に関してナショナルチームによる

「オリンピック」を戦っていますが、

わが国は農産物や日本酒は企業や地域による「国内大会」に専念し

グローバルに戦うための戦略や仕組み作りで遅れをとっていました。

近年、日本食ブームと関係者の努力で輸出金額も伸び始めています。



●草場企画へのご相談は、ホームページ右上「お問合せ」からどうぞ!

 

 






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Last updated  2015/07/17 07:55:52 AM
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