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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2018.08.24
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カテゴリ:PC・デジタル関係
​​通級指導教室で指導している子どもたちの中には、書くことだけが特に苦手である子どもたちもいます。
いわゆる「読み書き障害」といわれる子どもたち。
その中でも特に「書字障害」といわれる子どもたちです。

「文字を書く」ということは手段でしかなく、本来であれば鉛筆で紙に字を書く以外の代替手段が、普通に認められてしかるべきだとおもいます。
代替手段は次の2つに大別されます。
(1)誰かが代わりに書く
(2)代わりに書いてくれるツールを使う

ここでは、(2)の代替ツールの活用として、パソコンの音声入力で読書感想文を書いてみた事例を紹介します。ただ、子どもが実際に入力したものは示せないので、サンプルとして示すのは、僕が自宅のPCでやってみたときのものを画像付きで示します。

新しいやり方にチャレンジするとき、まずは、ネットで情報収集してみましょう。
すると、iOSアプリで音声入力して読書感想文を作成するやり方がヒットします。
▼​読書感想文の書き方(実践編)​(2017.8「平林ルミのテクノロジーノート」様)
ただ、僕の場合は、アプリが正常に動作しなくて、あきらめました。
もしかするとこれでうまくいく人もいるかもしれません。

結局、汎用性の高い、Wordを使うことにしました。
Wordでの音声入力のやり方は、こちらのサイトを参考にしました。
▼​Wordで音声入力してみよう | シナプス・マガジン

やり方の詳細は上のリンク先を見ていただければいいのですが、
Wordに音声入力機能を追加するためには、「dictate」(ディクテイト:書き取らせる、という意味)というアドインを追加インストールする必要があります。
ネットからダウンロードでき、無料です。
Wordだけでなく、パワーポイントにも使えます。

僕の場合、「Officeのバージョン」というのを、OSのバージョンと勘違いしていて、
「64bitにきまってるや~ん」と思い込んで、64bitをインストールしてしまいました。

ダウンロード元のサイトにも、赤字で警告が書いてあるのに!
"Even if you have 64-bit Windows, your Office version will mostly likely be 32-bit."
たとえあんたのWindowsが64bitだとしても、だいたいのOfficeは32bitやねんでー!

はなっから英語なんか読み気はなかったので見事に失敗しました。
せめて赤字のところくらいは読んでおけばよかったです。

インストールに失敗してから気づき、32bitをインストールしなおしました。
ともあれ、これでdictateはインストール完了!
これで、Wordが立ち上がるたびに、「dictation」というのがメニューバーに表示されるようになりました。(^0^)
dictationの初期設定は、英語を聞き取って、英語を書き出すものになっています。
これは、どちらも日本語に変えておきます。

通級のお子さんに対しては、設定したノートPCでワードを立ち上げて縦書き・原稿用紙表示にし、音声入力を試してもらいました。







ただ、教室に持ち込んだノートPCのマイク入力端子が、ヘッドホン端子と共用だったので、差し込んだマイクをうまく認識しない・・・。どうも、ヘッドホンなのかマイクなのかを切り替える設定が必要だったようです。(後で調べると、変換プラグを別途購入する必要があるような・・・。例えば​こんなの​とか。)

結局、ノートPCに向かってマイクなしで話しかけることにしました。
そのせいで、口元から離れたマイク入力になってしまい、音声認識の精度は落ちてしまったと思います。

dictate」自身の音声入力の精度は、大人がくっきりはっきりしゃべれば、短文であればけっこうしっかりと変換してくれる、という印象です。ただ、子どもにさせる場合、子どもが慣れていないということもあり、大人による手直しがかなり必要でした。実用性としてはまだだけれど、体験してみたことに意味がある、みたいなことになりました。

実際にどんなふうになるかは、僕が後で自宅でやってみたものをお見せします。

▼自宅でdictateを使用


最後の↑以降は直接入力。
音声入力が最初の短文はうまくいったものの、長くなるにつれて変になっていった様子がよくわかります。(>。<)

音声入力はiPhoneのものがかなり精度がよく、個人的に普段のネット検索やMusicの楽曲検索でよく使っています。
精度はどんどん上がっていくと思うので、今後かなり実用性が上がってくると期待しています。

今回は、​今後のことも考えてとりあえずやってみた​という感じになりました。

引き続き情報収集に努めると共に、実際にやりながら、子どもに合った代替手段を探っていきたいと思います。情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄でお知らせくださいますよう、お願いします!





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Last updated  2018.08.24 18:00:11
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