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カテゴリ:本の紹介
『悪魔とのおしゃべり』という本があります。
かなり非常識なことが書いてあります。 だからこそ、面白いです。 初めて読んだときは、驚愕しました。 分厚い本ですが、一気に読めます。 今日は、その本の中から2つのテーマで引用したいと思います。 1つめは、「人間が怒る、たった1つの理由」。 2つめは、「病気をやめる」。 どうです? 中身が、気になってきたでしょう? あなたは、「人間が怒る、たった1つの理由」、なんだと思いますか? 「病気をやめる」って、どういうことだと思いますか? 『悪魔とのおしゃべり 正しさなんて、ただの多数決』 (さとうみつろう、サンマーク出版、2017、1700円) 『悪魔とのおしゃべり』【電子書籍版】[ さとうみつろう ] ============================= 『悪魔とのおしゃべり』 □ 1つめのテーマ 「人間が怒る、たった1つの理由」について ・全ての「怒り」は、相手に期待しているから発生する (p56より) ・怒りは全部、俺のせい! 自分で勝手に期待し それに応えなかった相手へ 自分が勝手に怒り始める。 (p57より) ・世界に、期待しすぎているからだ。 (p59より) 「怒り」については、心理学ではいろいろな解釈がされています。 アドラー心理学だと、「怒りは出し入れできる道具である」と語られ、 人が主体的に選べるものだと説かれています。 怒りに対して、そんなふうにちょっと距離をとってみると、 冷静に自分の感情や、人の感情と向き合えます。 怒りは、不幸感と結びつきやすく、 できれば抱かずに済ませたい感情だと思えます。 実際、立派な人というのは、そう簡単に怒ったりしないようです。 まあ、人間ですから、怒りたくなる時というのは、当然、あります。 ただ、怒ってしまった後、 「ああ、あんなに怒ったのも、相手に期待していたからこそなんだなあ」と リフレーミングすることができれば、 その後にポジティブにつながると思います。 『悪魔とのおしゃべり』は、この「リフレーミング」が実にうまい、と感心します。 □ 2つめのテーマ 「病気をやめる」について ・右ひざを骨折した人が、ある日「右ひざが痛い」と思うのをやめて、 「私は、左ひざが健康です」 と意識を「ない」から「ある」へ変えただけで劇的に回復した (p348より) ・意識をシフトするだけで、病気は「やめられる」 ・病気は「やめる」ものなのだ。 ・不幸も「やめられる」。幸せも、勘違いだからだ。 (p349より) 僕自身が、病気のことをずっと気にしていたりするので、 この話は、特に印象に残っています。 この本を読んだのは今から2年前ですが、 今でもこの考え方は「知れて、よかった!」と思っています。 たとえ病気の床について、立って歩くことができなくなっても、 病気に意識を向けるのではなく、 健康な部分に意識を向けたい、と思いました。 意識を、「ない」から「ある」に変える。 これも、リフレーミングですが、物事の別の側面を見ていますよね。 要は、習慣として、どっちの向きから考えて生きていきますか?ということ。 「ない」と思えば、不満が出る。 「ある」と思えば、感謝がわく。 人間ですから、「痛い」「イヤだ」は当然思ってしまうことはありますが、 それが習慣になってしまうと、抜け出せなくなってしまいます。 意識をシフトする。 有名な『7つの習慣』の中でも、「パラダイムシフト」というのは、重要な習慣であると説かれています。 以下のサイトでは、「パラダイムシフトとは、パラダイム(思い込み)をシフト(転換)することです。」と紹介されていました。 ▼【7つの習慣】パラダイムシフトとは?使い方や具体例を紹介! (ブログ「ほっこり営業LABO」内) ============================= 本書の中のテーマは多岐にわたっていますが、その中から今回は2つにしぼってお伝えしました。 興味を持った人は、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。 本を読むのはメンドクサイとか、本を読むのが苦手という人は、 オーディオブックも出ています。 PCやスマホで再生できます。 役者さんの臨場感あるしゃべりで、また一段と楽しめますよ。 ▼audiobook.jp『悪魔とのおしゃべり』(7分以上試聴できます。) ▼「悪魔とのおしゃべり」がオーディオブックで登場!音で聞いても衝撃的。 (ブログ「あまかずさん@がんまらない」内) それでは、また! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.26 21:04:00
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