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カテゴリ:たのしいべんきょう
タイトルが長いです・・・。
「引き算の筆算で、上の数から下の数が引けないとき、逆に引いてしまう子のやり方を認めてしまうウラワザ」 読んでもらったとおりなのですが、ちょっとずつ解説していきいます。 ただ、教育界で正式に認められたやり方ではないので、通常のやり方でどうしても身につかない場合の最終手段と思ってもらえたら、と思います。 繰り下がりの引き算でつまずく子は、多いです。 「まず、1の位から」 というのは、これは、絶対おさえておかないといけません。 例題を、出します。 ![]() 「3から5は、引けません」 「となりから、借りてきます」 これは、必ず確認しておきます。 この時点で、10の位に斜線を引いて、1つ減らします。 (13から引くときは斜線をしなくてもいいですが、どんな場合でも適応できるように、斜線を引くクセをつけることを、おすすめします。) ここまでは、機械的に、なんとか、できたとします。 ところが、問題はそのあとです。 通常のやり方なら、借りてきた10から5を引いて、その答えに「3」を足さないといけません。 これが、理解できないのか、 「5」から「3」を引く子がいます。 すると、「2」になります。 まちがいです。 ![]() しかし、これがクセになっている子の場合、通常のやり方がどうしても身につかず、いつまでたっても繰り下がりの引き算がマスターできない、という場合があります。こだわりが強くて、一度覚えてしまったやり方が抜けにくい子などに、僕は、あきらめて(?)、次のように言います。 「下の数から上の数を引いてもいいよ。」 ![]() 「ただし、そのあと、10のともだちを書こう」 ![]() 「10のともだち」というのは、1年生で習う10の補数のことです。 1 と 9 2 と 8 3 と 7 4 と 6 5 と 5 がともだちです。 このやり方に従うと、「5から3を引いて、2。 そのともだちは、8」となります。 せいかいです。 ![]() このやり方が最終手段なのは、「なぜこれで合うのか」が説明しにくいからです。 ただ、たしかに、このやり方で、正しい答えが出ます。 学校教育でおそらくもっとも主流のやり方は「引いて、足す」という減加法です。 借りてきた10から引く。残っている数を足す。 これは、引き算なのに足し算が入ってきます。 これが、許せない子がいます。(笑) いちおう、正式なやり方の中に、「減減法」というのも、あります。 僕のやり方も減減法っぽいのですが、教科書会社が認める正式な減減法というのは、違うのです。 「13-5」の場合なら、「5」を「2」と「3」に分けて、2回引き算をします。 これが、正式な減減法です。 詳しくは、算数教科書出版社「啓林館」の「減加法・減減法」のページをお読みください。 リンク先を読まれましたか? 公教育では、基本的にリンク先の「減加法・減減法」でしか指導がされません。 その結果、それでもできない子は、「できないなら、もっと練習しなさい」となってしまいます。 通常のやり方でできない子には、「どうしたらできるかな」を考えるのが 特別支援の考え方です。 どうしても繰り下がりの引き算の筆算で、下の数から上の数を引いてしまう子でも、もしかしたら僕のやり方なら定着する可能性があります。 いちおう、知識として、知っておいてもいいのかな、と思います。 ただ、このやり方、〇〇法という名前がついていません。 そこで、とりあえず、命名します。 「10のともだち法」。 このやり方が、はやったら、名付け親は、僕です。(笑) ※すでにこのやり方に名前があることをご存じの方は、お知らせください。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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