習志野シティフィルハーモニックの演奏を聴きに八千代市へ
3月9日土曜日。昨日の卒業式で3年間慈しんだ子どもたちを送り出し、愛着と惜別の念で感情をゆすぶられて夜、あまり眠れなかった。おかげで今朝は睡眠不足で気分がイマイチだった。ノロノロ起きてぼんやり掃除した。コーヒーを呑んでひと眠りしてやっと平常心を取り戻した。ヤレヤレだ。午後は八千代市民会館までコンサートに出かけた。習志野文化ホールが閉鎖して以来、いつもアウエーのホールまでコンサートに行く羽目になり、不便だ。今日は晴れたけど北風がメチャクチャ冷たくて辛かった。勝田台から日本一運賃が高いと噂がある東葉高速鉄道に初めて乗って八千代中央まで行き、そこからは歩いた。 東葉高速鉄道 八千代市民会館 外観 今日のプログラムは以下の3曲、交響曲を二つ入れた意欲的なプログラミングである。 ワーグナー作曲 ローエングリン第3幕への前奏曲 メンデルスゾーン作曲 交響曲第5番 宗教改革 シベリウス作曲 交響曲第2番 習志野シティフィルハーモニック団員はみんな社会人で仕事のかたわら音楽を続けてきた皆さんで日本を背負う世代の人たちである。どの曲も立派でよく仕上がっていた。特にシベリウスの交響曲は素晴らしかった。モティーフの断片がまるでモザイクのように各パートに散らばる曲で演奏するのもまとめるのもとても難しいと思う。更に嬉しいことがあった。SNSではよく知っているSさんとリアルで会ったことだ。彼は大きな手術後のリハビリ中で不自由な体をおして横浜から八千代市まで演奏を聴きにきてくれたのだ。懸命に闘病に立ち向かっている彼の姿勢には感心している。早く完治して職場復帰できることを心から願っている。 嬉しい再会