テーマ:熱帯魚&水草の話(1122)
カテゴリ:熱帯魚
今日のアップは淡水ギンポです。磯の岩礁地帯などでよく見かける事のできるナベカと同じイソギンポ科ナベカ属(Omobranchus)に属する魚です。ただ、この魚がわが国の西表島にも生息するカワギンポ(O.ferox)かどうかは現時点では不明なため、今回はあえて淡水ギンポとするにとどめておきます。
この魚、少し前にショップに入荷していたのですが、さかなおやじの認識では汽水でしか飼育できず長期飼育は不可能と言うものだったので、口が飛び出たヒョットコのようなユーモラスな表情とクネクネした妙な泳ぎ方にはかなり惹かれるものがありながらも無視しておりました。しかし、その後数週間にわたりショップの水槽で結構元気にしているじゃありませんか。しかも、コリドラスと同じ販売水槽に入っている事から、飼育水に塩は混ぜていないものと思われました。そうと判れば、ゲットあるのみ。我に帰った時にはすでにこの魚を5匹も購入し家路に向かう途中でした。 家に帰り、書籍やネットでこの魚やカワギンポに関する情報を集めてみましたがほとんど無いに等しい状態でした。最近さかなおやじがゲットした魚で、ここまで事前情報を得る事が出来ない魚も珍しく今後の飼育は手探り状態でしなくてはなりません。カワギンポであれば、汽水から淡水域に生息し警戒心が強い魚で、オオヘビガイの貝殻や小さな穴などに潜むように生活しているようです。また、エサには冷凍アカムシが良いと言う不確定な情報もありました。 実際、我が家にきた魚たちも、水槽に入れた直後に冒頭の写真撮らせてくれただけで、その後は物陰に潜み一度もその姿を見かけておりません。試しに、水槽前面の開けた場所に数匹の冷凍アカムシを置いておきましたが、それでもさっぱり姿を見せません。なんと言う事でしょう、ショップでは身を潜める物陰が皆無だったためひょうきんな姿を見る事が出来ただけで、隠れ家が十分にあればほとんどその姿を見る事が出来ないようです。これじゃ、飼った意味ないじゃん!といつものように自分の無計画さを後悔するさかなおやじでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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