1855806 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023.12.18
XML
冬うらら小さな手に砂の地球 冴ゆる夜やコントラバスに小さな手 レノン忌や小さき手にまだ利き手なし 眠る子の小さき手ぴくり冬うらら
12月14日のプレバト俳句。
名人&特待生の査定。

お題は、凡人ワードの「小さい手」。




犬山紙子。
冴ゆる夜や コントラバスに小さな手
子の指や 冬のコントラバスぼぼん
(添削後)

添削が妥当とは思うものの、

冴ゆる夜だからこそ、
コントラバスの音が温かく美しく響くわけで、
原句の季語は捨てがたいなあ…という気持ちも残る。

手の描写をせずとも、
稚児鳴らすコントラバスや 冴ゆる夜

と書くことはできます。

コントラバスの撥弦音(ピチカート)



水野真紀。
冬うらら 小さな手に砂の地球
泥だんご光れ 地球の冬うらら
(添削後)

発想も素敵だし、
破調も「地球」の比喩も、
べつに悪くないと思うけど、

強いていえば、
「砂のように崩れそうな地球」が、
ややネガティブな印象を与えてしまうってことかな。

その意味で、添削が妥当かなと思います。



フルポン村上。
レノン忌や 小さき手にまだ利き手なし
レノン忌や まだ利き手なき小さき手
(添削後)

太平洋戦争開戦日に重なるレノン忌と、
未来の舵取りを担う子供の手の取り合わせ。

素晴らしい発想!

ただ、否定語の「なし」で終わるよりも、
添削のように名詞止めにするほうがポジティブな印象になるし、
ポジティブな印象にするほうが、
利き手がまだ決まってないことの意味も伝わりやすい。

…ってことで、これも添削が妥当。

とはいえ、
添削句は「ki」の音が5つも重なってて、
なんだか早口言葉のようで鬱陶しいです。
これは韻というには逆効果ですね。



清水アナ。
眠る子の小さき手ぴくり 冬うらら


どこも悪くないし、
むしろ良い句だと思うけど、

同じような句はいくらでもあるのだろうし、
凡人ワードで普通に作ったら凡句になる、
…ってことだよね。

でも、
平場なら「才能アリ」でもいいと思います。

▽過去の記事はこちら
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/ctgylist/?ctgy=12




にほんブログ村 テレビブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.12.22 01:43:53
[プレバト俳句を添削ごと査定?!] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.