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カテゴリ:株式投資全般
このところずっと考えていたのですが、私はどうやら中期投資家になってきたようです。
元々私はさわかみのおっちゃんから2週間毎に届く「さわかみレター」を見て、おっちゃんを目標に投資家としての人生を歩んできました。もちろん今では「優待バリュー株投資」という自分なりの投資スタンスにいたっているわけですが。 おっちゃんは「バイ&ホールド」のがんこ投資ですので、当然私も中長期投資家として育ってきていると自負していました。 しかし、私はかなり昔から「株日記」をつけていますが、それを読み返すと段々と株を売買することが増えてきています。 それにはいくつかの理由があると思います。 まずはメインで使っているEトレの手数料が劇的に下がって、しかも少し前にアクティブプランに変更したことにより、株の売買に対する心理的抵抗が減少したことです。また、段々と自分の資金量が増えてきたことにより、実際に動きやすくなっているのもあります。 次には四半期決算の義務化、ネット証券の台頭と資金回転率の高い個人投資家が増えたことにより、株価の動きが以前より大きくかつ激しくなってきていることです。ポートフォリオを常に見直さないとポートの魅力を保てないことが増えてきていると思うのです。 更にはこれが最も大きな理由かもしれませんが、私もブログを始めて改めて痛感しましたが、ネット上には心から尊敬できる銘柄発掘能力が高い投資家の方がたくさんいらっしゃることによるものです。 自分の持ち株とそれらの方の銘柄を較べて、新しい銘柄の方が、資産バリュー、収益バリュー、成長バリュー、優待バリューなどの総合点で明らかに優れている場合に、持ち株を入れ替えるのは自然なことです。 優待バリュー株投資では、優待を頂くことも大きな目標となるので、自然と中長期の投資になりやすく、実際それは山口揚平さんが「なぜか日本人が知らなかった 新しい株の本」のなかでもおっしゃっているように、「税金や手数料の点で有利」であり、このことが優待バリュー株投資のパフォーマンスの安定性に寄与していることは間違いないところだと思います。 ただ、これも山口さんが指摘していることですが、長期投資というのはそれ自身が目的なのではなく、企業価値と株価のギャップが調整されるのには時間がかかるので、それで長期に持とうということに過ぎないわけです。 こうして、私は自分でも気付かないうちに中期投資家になってきているようなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2005 09:24:19 PM
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