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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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いつの間にか「シニア」と呼ばれる年齢になった経営コンサルタントです。

「経営」はもちろんですが、「民族」や「クルマ」、「蕎麦」に「南の島々」といろんなことに興味を持ってきましたが、ひょんなことから2008年秋からモンゴルの大学で教えることになり、ウランバートルにやってきました。新興国であり資源国でもあるこの発展途上の国で、どんな経験ができるのか楽しみです。写真なども交えて、モンゴルというなかなかイメージしにくい国の毎日を少しずつでもお伝えしていこうと思います。

2010年秋に、日本に帰国しました。モンゴルとのつながりは今後も継続したいと思っていますので、引き続きこのブログは続けることにしております。日本における日常生活も含まれますが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いします。


姉妹ブログ「徒然散文記」もご参照ください。

田崎本人に直接連絡を取りたい方は、STRパートナーズホームページからお問い合わせください。
2020.09.16
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カテゴリ:モンゴルと中国

本年7月18日付け「モンゴル語教育禁止!!??」で、今まで大人しかった内モンゴルのモンゴル人が本当に抵抗できるかどうかわからないと書きましたが、どうやら遂に行動に出たようです。

今日の新聞では「内モンゴル130人拘束」と出ていました。それによると、拘束された住民がいるのは区都フフホト市をはじめ、東部の通遼市や赤峰市、西部のオルドス市にも広がっているとのことです。更には抗議の自殺者や授業のボイコットまで出ているということです。

内モンゴルではモンゴル人はモンゴル語教育を中心とする「民族学校」と中国語中心の通常の学校を選べるようなのです。当然、民族学校を選ぶということはモンゴル語で教育を受けられるということが最大の特徴です。つまり内モンゴルでは全部モンゴル語教育をしているのではなく、民族学校を希望するモンゴル人だけがその対象なのです。

なのに、その民族学校での「国語」の授業でのモンゴル語を禁止し中国語にするというものですから、これは大変な問題です。比較していいのかどうかわかりませんが、在日韓国・朝鮮人の民族学校で「ハングル禁止」なんてことになったら、半島政府も含めて大騒動になるのは目に見えています。

中国外務省報道官は「国の共通言語を学ぶことは権利であり、義務である」と述べていますが、これは対外的に誤解を与えることを狙っているように見えます。なぜなら、民族学校でも当然ですが中国を学ぶのです。

なので、今までもちゃんと中国語は学んでいます。そもそも内モンゴルは既に大量の漢人が進出しているので、日常生活では中国語を使わないといけない状態なのです。

その上で、モンゴル語をきちんと残そうと民族学校では子供たちにモンゴル語教育しているわけです。それを禁止するということは、当然「モンゴル語の消滅」「モンゴル語に基づくモンゴル文化(民謡、文学、詩、歴史など)の消滅」更には、漢化によるモンゴル民族そのものの消滅を狙っているとしか思えません。

北のモンゴル国にとっても大きな問題です。現在モンゴル文字を日常的に使っているのは内モンゴル人だけなのです。モンゴル国ではロシアのキリル文字ですから、実は歴史的なモンゴル文字は読めないのです。もちろん、小中学校でモンゴル文字教育はしていますが、現実には使われることなくほとんど忘れられているのが現状です。

実はこのような民族語を国語から外すという動きは既にウィグル自治区で2017年、チベット自治区で2018年にあったとのことです。これは民族弾圧の順番と逆の順番です。

共産党による殺戮を伴う民族弾圧の最初のターゲットは文化大革命時の内モンゴル人でした。それを弾圧できたことに自信を持ち、次にチベットを弾圧したのです。その時にダライラマ14世がインドに亡命したのは有名な話です。

多くのチベット僧侶を殺戮し弾圧をほぼ終えたところで、現在のターゲットがウィグル人です。これはまさに「過去の歴史」の話ではなく「現在進行中のジェノサイト(民族集団殺戮)」なのです。

チベットやウィグル人弾圧は世界的に有名であり、著名人も含めて弾圧に反対の声をあげる人は多いですが、モンゴル人はあまりにも前の出来事(50年前)なので、ほとんどの外国人は知りませんし、実際、内モンゴル人たちからも「ほぼ諦めている」という声も聞きます。

そんな羊のようにおとなしくなってしまった内モンゴル人たちも、さすがに今回のモンゴル語禁止には声をあげ、行動に出たのでしょう。これを機に、中国人の恐るべき民族弾圧をもっと外国人に知ってほしいと願っています。今の共産党相手では、多くの外国人が批判の声をあげたくらいでは何も変わらないだろうということはわかってはいますが、それでもやる必要はあると思います。

中国悪魔が襲い掛かる相手は、モンゴル人、チベット人、ウィグル人そして香港人、台湾人です。もしこれらが全部成功したら、次に来るのは・・・?他人事ではないのです。







Last updated  2020.09.16 14:08:48
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