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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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いつの間にか「シニア」と呼ばれる年齢になった経営コンサルタントです。

「経営」はもちろんですが、「民族」や「クルマ」、「蕎麦」に「南の島々」といろんなことに興味を持ってきましたが、ひょんなことから2008年秋からモンゴルの大学で教えることになり、ウランバートルにやってきました。新興国であり資源国でもあるこの発展途上の国で、どんな経験ができるのか楽しみです。写真なども交えて、モンゴルというなかなかイメージしにくい国の毎日を少しずつでもお伝えしていこうと思います。

2010年秋に、日本に帰国しました。モンゴルとのつながりは今後も継続したいと思っていますので、引き続きこのブログは続けることにしております。日本における日常生活も含まれますが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いします。


姉妹ブログ「徒然散文記」もご参照ください。

田崎本人に直接連絡を取りたい方は、STRパートナーズホームページからお問い合わせください。
2019.05.21
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カテゴリ:モンゴルと中国
先日、米中の貿易戦争に関するニュースを見ていたら、習が「文明への尊重・・・」とかなんとか言っているのを聞いてビックリしました。しかもそれは、アメリカへの批判であることを意味していると聞いて二度ビックリ。

自分自身の反省ならともかく、こんなことを口にできる立場じゃないのは、世界主要国の中では中国以外にはないはずなんだけどと思って、ネットでその内容を確認してみました。

彼はアジア文明対話大会での開会式で文明に関することを話したのです。その内容は、

「第一に、相互尊重と平等対処を堅持する。いずれの文明も自己を育んだ土地に根ざしたものであり、一つの国家、一つの民族の非凡な知性と精神的追求が凝縮しており、すべてが自身の存在する価値を有している。我々は平和と尊重を堅持し、傲慢や偏見を捨て、自己の文明と他の文明の差異性への認識を深め、異なる文明間の交流と対話、調和的な共存を推し進めるべきだ。」

と実に素晴らしいことを言っているのです。何の文脈もなければ、いよいよ習も反省して、政策転換したかと思うほど、今の中国に当てはまっています。

また、こうも言ってます。

「自らの人種や文化がより優れていると考え、他の文明を変えたり、あるいは置き換えることを主張するのはばかげた考えで、悲惨な結果を招く行動だ」と述べた。

いやー、遂に習も気づきましたか、おのれの愚かさを!素晴らしい。

「異なる文明間の衝突など起きていない。われわれはすべての文明に美を見いだす目を養う必要があるだけだ」と言い添えたが、米国については言及しなかった。

だそうです。当たり前でしょ、これはアメリカとは何の関係もない、中国自身の話ですから。

この立派な言葉を今までの経緯を踏まえて、一つ一つ確認してみたいと思います。これらの文章は過去の中国の反省文としては最適だと思います。

「第一に、相互尊重と平等対処を堅持する。いずれの文明も自己を育んだ土地に根ざしたものであり、一つの国家、一つの民族の非凡な知性と精神的追求が凝縮しており、すべてが自身の存在する価値を有している。」

いずれの文明も大事で、尊重すべきものと言ってます。農耕文明とは違う遊牧文明があることは、漢人なら2000年も前からわかっていたのですから、もちろん尊重すべき文化です。

牧草地息を農耕で回復不能にしたり、鉱山開発で遊牧民を失職させたりなんてできなはずです。

「一つの民族の非凡な知性と精神的追及が凝縮され、価値がある」と言ってくれてます。チベット文化の精神性は大いに尊重されねばなりませんし、その基本となるチベット仏教を大事にし、それを支える僧侶、寺院は大切にしようということなんでしょう。

また中国が歴史に登場したころから、西域から先進的な文化や知恵をもたらした西の人々、特にイスラムの人々も大事にしましょうということなんです。

違う民族に対しても「相互尊重と平等対処」が大事なんですから、暴力的支配なんてもっての外の論外です。100万人の強制収用ももちろん論外もいいとこです。

「自らの人種や文化がより優れていると考え、他の文明を変えたり、あるいは置き換えることを主張するのはばかげた考えで、悲惨な結果を招く行動だ」とも言ってます。

漢人だけが偉いんじゃない、漢字を作ったから偉いとか、人口が多いから優れているとか、そんな馬鹿な考えは許しませんよ、と言ってるわけです。

ここまで言ってる習がなんで自国の愚かさに気づかないのかわかりません。よっぽどのバカか、共産党教育に自らも飲み込まれてしまったというしかないですね。

これではまるで、「泥棒が泥棒を説教する」ことや「殺人者が人を殺すのは良くないんですよ、と説教垂れている」のと同じです。

百歩譲って
「我が国はこの70年間は愚かでした。これらは全部だめなことなんですよ、アメリカさん。現に私が今言ったように、悲惨な結果を招く行動だったってことを我が国が証明しているじゃないですか。」
くらい踏み込むなら、多少は聞いてもいいかなとは思いますけど。

遊牧文化の遊牧民を蹂躙し、チベット僧を虐殺し、大量のチベット寺院、イスラムモスクを破壊し、今なおウィグル人やカザフ人を大量に弾圧している習が、よくもまあこんなこと言えるなと。盗人猛々しいとはこのことです。

私には習の発言は、アメリカへ向けた発言などとは到底感じられず、100%天に唾した発言だと思います。






Last updated  2019.05.21 14:24:45
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