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カテゴリ:株式投資全般
ヴィレッジヴァンガード(以下VV)のIRに質問した事項の個人的メモ書きです。
Q 今期は既存店売り上げを何%で見ているのでしょうか?
A 今期予算は既存店を90.5%で見ている。その根拠だが当社では売り上げは大体緩慢に推移するので、それで直近の営業月を見て予算を立てている。今年は5年の月次が悪かったのでそれで今期全体を90.5%とした。(みきまる注。ちなみに6月の既存店は対前年比92.5%だったので、滑り出しは悪くないということになる。)
またこの数か月の月次の悪さについてだが、商品在庫のコントロールをしたところ現場が過敏に反応しすぎてしまい、それで少し「売り逃し」した部分もあるとのことだった。
Q 今期は販売管理費の大幅増を見込むがその理由は何でしょうか?
今期も積極的に新規出店をする予定で、それによる人件費増である。後、POS導入に向けた準備コストが嵩む。
Q 棚卸資産が多いが店頭在庫と考えて良いですか?
A その通り。一部本部の倉庫にもあるが大した量ではない。
Q ホームカミングなどの中高年向けの新規業態の手ごたえはどうですか?
A はじめたばかりで良く分からない。
Q ライバルはどこですか?
A いつも聞かれるが、ドンキホーテくらい。
Q 今までは高い成長力があったので、投資家も低い株主還元姿勢に納得していたと思うのですが、これからは成長できないということになると、増配や株主優待新設などのより積極的な株主還元姿勢が求められると思うのですが、そのあたりの考え方はいかがでしょうか?
A 株主還元としては、「とにかく利益を上げる」ということを考えている。増配や株主優待新設については全く考えていない。(みきまる注 VV福袋など負担の少ない範囲での優待新設を要望したが、やはり今回も無理っぽかった。)
ヴィレッジヴァンガードは今日はようやくストップ安から解き放たれて何よりです。私は上記の質問事項を踏まえ、「今期予算は無理なく達成できる可能性が高い。」と考えたこと、総合的に考えればVVは依然として成長力を維持しているし、個人的な考えではやはり店舗戦闘力もそれほど落ちていないと認識していること、そして何より私は熱烈なVVファンであり、今の株価位置ならば主力としてホールドしたいと感じたことから、本日買い増しし再び主力の一角(PF6位)に据えました。[PF非優待株枠]代表銘柄として無理のない範囲でホールドし、これからも応援していく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 18, 2012 05:25:56 PM
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