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カテゴリ:株式投資全般
さてそれでは今日から数回に分けて、超名著、バフェットの教訓(メアリー・バフェット&デビッド・クラーク著、徳間書店)の中のバフェットの警句を私が感銘を受けた順に見ていきましょう。
潮の流れが止まって初めて、誰が裸で泳いでいたのかがわかる (N049)
私にとっては バフェットと言えばまずはこの言葉 ですね。真の名言と思いますし、いつも心の中に留め置いています。
アベノミクス下で楽しい宴の続く良好な相場環境が数年続き、特にレバレッジをかけて大きなリスクを取ってきた投資家の中には資産を数倍~数十倍に増やした方も出ました。またアベノミクスと共に投資家デビューを果たし、「恐れを知らない子供達」 として勇猛果敢に相場に立ち向かい、これまた珠玉の投資成績を叩き出した新進気鋭の若手投資家も量産されました。
そして私自身もそのアベノミクス下で従来の保守的な優待バリューから、リスクを取った優待グロース株よりの攻撃的なスタンスに変更し、2014年、2015年は対TOPIXでも十分な超過利益を上げることに成功してきました。
ただ今年2016年のアベノミクスの麻薬切れ、官製相場の終焉を伺わせる下げ相場の中で、私のそのグロースよりのポートフォリオは大きなダメージを受け、激しくパフォーマンスを落とす結果となりました。また過去数年良好なパフォーマンスを上げてきた投資家の中にも出血多量で退場されてしまったり、市場に留まってはいても大きなダメージを受けて「既に虫の息」という方が散見されます。
アベノミクスのピークを正確に見切ってポジションを落としていたのは超一流投資家のmagicさんくらいしか見当たらないな、というのが率直なところであり、少なくともこの私が
フル●ン全開で泳いでいた
のは間違いありません。 今はこのバフェットの金言を壁に貼って、毎日毎日読み返しているところです。(滝汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 20, 2016 11:50:54 AM
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