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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は一部の読者の方から熱狂的な支持を戴いている 株式投資本オールタイムベストシリーズです。第37位は、
デイトレード (オリバー・べレス&グレッグ・カプラ著、日経BP社) です。 デイトレーダー、スウィングトレーダー(数日間の時間軸での株価変動を狙って利益を狙うトレーダー)の方達の間ではまさに「バイブル」となっている名著 ですが、私は自分自身を中期投資家(1~3年のゆったりとした時間軸で大きな株価上昇を狙う投資家)と自己認識しており、自分にとっては デイトレ系の書物は「読むと逆に有害」な場合が多くある ので注意深く避けてきました。ただ、この本だけはあまりにも評判が良いので最終的に「最大限に警戒しながら嫌々に」読んだ所、実に素晴らしい1冊 でした。(汗) その理由は、原著の全訳ではなくデイトレーダーとしての心構えを説いた前半の第1部だけの部分訳となっていることによって、逆に あらゆる手法の投資家にとって普遍性のある有益な内容となっている からです。なので、我々バリュー系の投資家にとっても太鼓判の名著と言うことで間違いないことをコテコテのバリュー投資家である私がここで保障します。 さて今日は初回なのでまず目次を見ておきましょう。 赤線だらけですね。それだけ名著と言うことです。この本は全体が素晴らしいですが、 特に第2章・3章・5章が突き抜けて良い です。ただ欠点も少しだけあり、それは本の後半に進むにつれて同じ内容の繰り返しが多くなることと、文章からどことなく「セミナー屋」の香りがすることです。ただトータルで見れば凄い本ですね。それでは次回からはベストオブベストの大トロの部分を一緒に見て行きましょう。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2016 07:51:47 PM
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