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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ第44位
リバモアの株式投資術 (ジェシー・ローリストン・リバモア著、パンローリング社) の最終回第6弾です。 ![]() 間違えたときは弁解すべきではない。 。。過ちを認め、過ちから教訓を得る努力をしよう。。。投機家の誤りはマーケットが教えてくれる。 ![]() 間違えたときは弁解すべきではない。 常に脳裏から離れない言葉です。投資家は、間違えたときにこそ、その真価が問われます。私も間違えたときには反省するのは当然ですが、「見苦しくて、さもしい言い訳をしない」ようにいつも注意しています。 マーケットが正しく動かないとき、進むべき方向に進まないときは、いつでもそれが考えを即座に変える十分な理由 となる。。。変動の理由が明らかになるには時間がかかり、それから行動しても利益を上げることはほとんど不可能。 ![]() モメンタム投資の考え方が非常に分かりやすく表出された極上の言葉です。そして、 マーケット魔術師(株式編) でスティーブ・コーエンが述べた通り、 自分の理論に従ってトレードしたら、自分が正しいかどうかは相場に聞く という謙虚さが私達投資家には大切なんですね。 最後にリバモアの年表です。 ![]() 栄華と転落を繰り返し、4度の破産の末に1940年に自殺してリバモアはこの世を去りました。彼は本書の中で以下の言葉を残しています。 、、、だれかがこの(リバモアの)基本的な手法から新たなアイデアを確立させるかもしれないし、それが活用できれば、私の基本的な手法の価値もさらに高まるだろう。たとえそうすることができる人が現れたとしても、私はその成功をねたんだりはしないので、ご安心を! この本は彼の遺書だったのかもしれないですね。最高の一冊です。これからも常に自らの傍において投資の道しるべとしていきたいと考えています。(完) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 11, 2017 08:00:09 AM
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