さて今日は久々に当ブログ一番人気の 2017主力株概況シリーズ です。
11位 3228 三栄建築設計 (東1、2月優待) ◎◎◎
PF時価総額11位の主力株は、木造3階建て技術に特色を持つ戸建て住宅販売会社の三栄建築設計です。
前回2016年は31位でしたが、その後、「見れば見る程、実に良い銘柄である。」と考えてドカンと大きく買い増ししたので順位を上げ、私が持てる知恵を絞って選び抜いた「ハイクオリティ特別選抜部隊」で「獰猛(どうもう)な猛者(もさ)揃い」の「ポートフォリオTOP10」をすぐ伺う位置にまで急上昇してきました。
同じ家は、作らない
という当社のコンセプトはたまらなく、最高に魅力的です。何千万円も出して皆と一緒のプレハブの家になんか私は絶対に住みたくないですからね。
(出典 : 三栄建築設計HP)
現在の株価は1754円、PBR1.31、株主持分比率は40.4%、今期予想PER6.72、配当利回り2.5%(44円)、総合利回り3.0%(44+8.8=52.8円)で、優待は100株保有でお米券2キロ分、1000株保有でお米券8キロ分です。
三栄建築設計は、成長力・高い利益率・指標的な割安さの「3種の神器」を併せ持った最高に魅力的な銘柄
です。それは過去10年間の業績推移を見れば容易に分かります。また不動産関連には(特にマンデベなどに顕著)業績変動が激しくて不安定なところが多いですが、 戸建てメインの三栄建築設計は業績がとても安定 しており、この 10年間で1度も赤字も無く着実に稼 いでいます。
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
更に言うと、多くの不動産関連銘柄が死んでしまったり死の淵にまで追い込まれたリーマンショックもまさかの「増収増益」で切り抜けるなど、ゴキブリ並みの強靭な生命力を持ってもいます。
ただ2013年5月に 社長さんが株価を不正に吊り上げたという大きな不祥事 があり、この時にほとんどの歴戦のバリュー株投資家の方に見捨てられました。更に悪いことにその後2014年11月に優待改悪(100株保有でお米券5キロから2キロ。ただし同時に1000株でお米券8キロの優待を追加)もあり、この時に優待族も少し去って行きました。そして現在ではほとんどの投資家から全く注目されていない、脛に傷を持つB級銘柄に成り下がっています。
ただ個人的には三栄建築設計は、昔も今も非常に良い銘柄であると考えています。また最近は傘下の1739シード平和の 業績が躍進 しており、これまた心強いポイントです。引き続きPF最上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。
2017主力株概況シリーズ 免責事項
2017主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の∞ステージ∞に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。