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みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 15, 2017
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カテゴリ:株式投資全般
​​​​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。今回は以前第20位で紹介した




新マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)








 の数年ぶりの続編です。シリーズの第2作目(通称:白本)となる歴史的名著ですね。






 今日は、ジョージ・ソロスの下で、柔軟さと多様性の極意を身につけた「テクニカル派の巨人」、スタンレー・ドラッケンミラーの珠玉のインタビューを見ていきましょう。











 ​
ジョージ・ソロスの投資哲学で、私が受け入れたものがあります。それは、長期的な収益を築き上げるには、資産を保ち、ホームランを打つこと、なのです。。。



 多くのファンド・マネージャーたちは、いったん、30~40%の収益を上げると、その年を終えてしまいます。(残りの期間、既に実現した素晴らしい収益を危険にさらすことのないように、注意深くトレードを行う。)



 本当に素晴らしい長期収益を達成する方法とは、30~40%の収益が上がるまで努力を重ね、そしてもしもその時点で確信を持てるのであれば、100%の収益を目指す、ということなのです。







 このドラッケンミラーの指摘は「人間の心理の盲点」を突いていて鋭いなあと思いました。言われてみると、私も投資成績が良好な年(特に対インデックスで良い時)には年の後半になると、ちょっとホッとして気が抜けて、ポートフォリオ管理にかける時間が短くなってしまう事があるのですが、「それは心の罠」であり、最後の最後まで全力で駆け抜けることが大切なんですね。









 
​​最も重要なことは、マーケットの見通しについて正しいか間違っているかということではなく、正しければいくら稼げ、間違っていればいくら損するか、ということ なのです。私は何度かソロスに非難されましたが、それは私が本当に正しいマーケットの見通しを持っていたにもかかわらず、その機会を最大限に利用しなかった時でした。。。



 、、、そのポジションは、思惑通りの成果を出し始め、私はそれをかなり自慢に思っていました。ソロスが私のオフィスに来て、われわれはそのトレードについて話しました。



 「ポジションのサイズは?」と彼に聞かれました。私は「10億ドルです。」と答えました。








 ​「それでポジションと呼べるのか?」​​








 とソロスは吐き捨てるように言い、私にポジションを2倍にするように勧めました。



 ソロスは、もしそのトレードに強い確信を持っているなら、すべてを賭けて勝負しなければならない、と教えてくれました。 貪欲になる勇気が必要 なのです。​








 この ソロスの「それでポジションと呼べるのか?」という言葉は、私達投資家の中では「伝説の名言」となっています。そして私はある銘柄を主力として戦う時には常にこのソロスの言葉を思い起こして、本当に自分の「確信度に応じた大きなポジションサイズ」になっているかを自らに問うようにしています。







 ​私達投資家は、「正しい時には大きく勝つ。」ことがどうしても必要







 なんですね。







 ​
基本的なマーケットの真実の1つは、勝たなくてはいけないとき、勝つことは出来ないというものである。


 マーケットとは、切羽詰まった状況から生まれる不注意さを決して許さない、非常なところなのである。











 ​
古いウォール街の格言に、「脅えたカネで勝つことは出来ない」というのがある。その理由は単純である。負ける余裕のないカネを危険にさらせば、トレードの感情的な落とし穴が全て増幅されてしまうからである。


 自暴自棄になったトレードに付随する不注意を、マーケットが大目に見てくれることはないのである。








 この「脅えたカネで勝つことは出来ない」という格言も、自分が常に心に留め置いている言葉です。私の観察によると、少額の資金で高いレバレッジをかけて戦っている投資家の方は、非常に高い確率で数年以内に市場から淘汰されて去っています。この理由も、「心理的に極めて不利な状況で戦っているので、メンタルが持たない。」からではないでしょうか? (まさかの続編へ続く)






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Last updated  Nov 15, 2017 04:46:23 PM
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