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みきまるの優待バリュー株日誌

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Mar 9, 2018
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト69位







 投資家のヨットはどこにある(フレッド・シュエッド・ジュニア著、パンローリング社)






 の第2弾です。














 この本は全体が数ページの読みやすいコラムが連なる形で構成されています。今日からは2回に分けて特に面白かったところをピックアップしてお届けしましょう。






 


 
 たとえ顧客の質問が難しくても、ウォール街の人間は間違いなく微に入り細にわたった答えを出すだろう。その回答が、あらゆる回答の中で最も困難なものー「分かりません」-であることはめったにない。


 金銭的な理由で間違いなく言えるのは、相場について予測をすればするほど、商売が増えて、仲介手数料も増えるという事である。










 この本が書かれた77年後の現代日本でも、マーケットストラテジスト、エコノミスト、アナリストという肩書の方々は「業界の花形」的な存在であり続けています。彼らはどんな未来でも「そうめん流し」の如くに滑らかに雄弁に語ってくれますが、その言葉が結果的に真実であった確率は私の見るところでは「ほぼ50%」です。それではどうして彼らはこれほどまでにおしゃべりなのでしょうか?










 
 米国人は、信用取引をすごく魅力的な、ちょっとした発明だと思っている。信用取引は「自分の家を手に入れたら何をさておき、引っ越す前にでもすべきことは、その家を抵当に金を借りることだ。」という米国人の思考原理に通じるものがある。



 人生における豊かな情緒的体験全てに通ずるように、貴重な金を失うということの深い意味は文字だけでは伝えられない。



 ボードヴィリアンのエディー・カンターが何年か前に次の様に表現していた。「あいつらはこの株を買って老後に備えろと言った。それは驚くほどうまくいった。その株を買って1週間で、おれは老人になっちまった。」









 アベノミクス下で良好な相場環境が続き、多くの新しい投資家が市場に参入し続けています。カジュアルにそして大胆に信用取引を行い、レバレッジをかけて大きな利益を上げ続けている「新時代の勇敢なガンマン」がたくさんいます。とても眩しくて、キラキラと輝いていて素敵です。でも私は意気盛んな「彼ら」を10年前にも確かにみました。そして10年後の今、「顔ぶれの変わった彼ら」が相変わらず市場で元気に過ごされているんですね。












 
 追証を請求する電話がかかってきたときにできることはいくつかある。しかし、ろくなものはひとつもない。



 、、、第二の方法は、お金を集めて、それを送るというものだ。この方法は「無駄な抵抗法」という名前で知られる。



 この方法はうまくいくことが多い。だが、自殺者がよく使う方法でもある。














 前にも言ったようにこの本が執筆されたのは78年前、1940年の事です。でも不思議ですね、現代日本でも年に数回は、これとほとんど同じような話を聞くのです。。。









 
 
 空売り稼業は、悪事ではない。だが、実にひねくれた、自然に反した行為 である。株の空売りをするには、いつも奥深い心理的抵抗を乗り越えなけらえばならない。



 空売りしたとたん、その顧客はとてもいやな気分になり、その気分は株を買い戻すまでずっと続く。 そして、株を買い戻したとたん、儲けたか損したかに関係なく、いやな気分は消える。 自分のものではない株をだれかから借りているというのは、気分の良いことではない のだ。
















 
 そういう感覚が出てくる原因のひとつに、あの不朽の古典的2行詩(19世紀米国の大投資家で資本家のダニエル・ドリューの発言)があると思う。



 自分のものではないものを売ったのだ。


 買い戻さなければ監獄行きだ。



 これを聞いた投機家で忘れることのできる人はいない。










 このシュエッドの言葉は、「空売りの問題点」を端的にかつ鮮やかに示しています。空売りには極めて大きな「心理的な負担」があります。そしてそれは実に当然です。「理論的に損失が無限大∞&投資家としての物理的な限界を超えての致死」に至る可能性がある投資行動であり、生物としての「生存本能」に完全に反する極めてハイリスクな行動だからです。





 なので私は決して「個別銘柄の空売り」はしません。そんなことをしたら、「投資家として毎日を御機嫌で朗らかに楽しく過ごす」ことが出来なくなってしまうからですね。(続く)





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Last updated  Mar 9, 2018 08:22:29 AM
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