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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト104位
トレーダーの心理学 (アリ・キエフ著、パンローリング、2006年)
の好評第3弾です。
今日は、これまたいきなり印象深い 序論 から。
普通のトレーダーに比べて一流のトレーダーは、より勇敢で、より落ち着いている。そのうえ、意思が強くて自己主張もするし、自信にあふれ、冒険好きで、束縛もされない。
また、トップトレーダーは何かが起こる前にそれを思い描き、変化する市況に対応する準備を整えておく能力に優れている。最後に、彼らは 中心の見つけ方、つまり自分のなかで外部情報と内部情報をバランスよく処理するポイントをつかむ能力 にも恵まれている。
最初に書いたとおり、アリ・キエフは、スティーブ・コーエンが率いる、世界最大級のヘッジファンドだったSACキャピタル・アドバイザーズに2009年に亡くなるまで「永久雇用」されていた「世界ナンバーワンの金融トレーディングコーチ」の称号を欲しいままにした精神科医です。つまり、世界トップクラスの凄腕トレーダーたちを誰よりも身近でかつ長年観察し続けてきた男 です。
そういうキエフが端的にまとめた「トップトレーダー像」はとても印象深いですし、自分も必ずそこに辿り着きたいです。
本書は達人トレーダーたちが身につけている原則を学ぶことでゴールを達成し、自分のなかに眠っている才能を見つけだすことに使ってほしい。本書で学ぶことができる内容をまとめると、次のようになる。
●感情的になりすぎることも、ならなすぎることもなく、バランスを維持する
●エネルギーと注意を集中して、特定の目標に向かって行動する
●燃え尽きたり動機をなくしたりしないように、刺激と努力の適切な加減を見つける
●集中力を高める
●コントロールされるのではなく、自分の直感によって自然に機能するのに任せる
人生でもトレーディングでも、成功するためには勝敗にかかわってくるプレッシャーを取り除く必要がある。実際、そのプレッシャーを乗り越えられるかどうかは、成功するトレーダーと普通のトレーダーを分ける主な要因のひとつになっている。「心を空にする」ことが最高のパフォーマンスを生むことから、本書では勝ち負けに関するすべての考えを捨てる方法を伝授し、不安を減らす手助けをしたいと思っている。
つまり、マスタートレーダーになるためには、マーク・ダグラスの言う
ゾーン
で戦う必要があるということですね。
それでは次回からは、いよいよ本文へと分け入っていきましょう。(続く)
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Last updated
Jun 9, 2020 02:13:39 PM
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