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カテゴリ:優待株について
さて今日は株式投資本オールタイムベスト105位
順張りスイングトレードの極意 (荻窪禅著、彩流社、2020年) の最高潮第5弾です。 今日は、珠玉の出来である 第2章 どんな銘柄をどう売買すべきか? から。 「簡単な銘柄」は自分に合った銘柄 荻窪禅さんはサラッと書いていますが、これは「投資の神髄」を言語化した凄い文章だと思います。 要は、私達投資家にはそれぞれの性格と能力に合った「得意銘柄」があり、それを過去の自分の売買記録・実績から割り出して、意識的にそこに特化して戦った方が良い、そして同時に戦うにあたって自らのメンタルが振られない、精神的に落ち着いてどっしりとした気持ちで戦に臨める様な銘柄が良い、ということです。 ちなみに自分にとって「簡単な銘柄」は、過去の分析から地方スーパーやドラッグストア、ディスカウントストア、ホームセンターに代表される地味な小売業が当てはまります。 これらの銘柄は、事業内容がシンプルでかつ月次を発表しているところが多く、そのため分析がしやすく業績が読みやすいという大きな利点があります。更に大体万年不人気なので、値動きが穏やかで安らかな気持ちでホールドしていけるのも長所です。 具体的に言うと、3078ユニバース(東北青森地盤の食品スーパー。現在は上場廃止)、3244サツドラHD(北海道地盤のドラッグストア)、7548サンクスジャパン(九州佐賀地盤のディスカウントストア。現在は上場廃止)、7679薬王堂HD(東北地盤のドラッグストア)、8167リテールパートナーズ(西日本地盤の食品スーパー連合)、9267ゲンキードラッグストア(福井地盤のドラッグストア)、9866マルキョウ(九州福岡地盤の食品スーパー。現在は上場廃止)などでこれまで大きな利益を上げてきました。 そしてその経験を基にして、2020年7月現在でも、2790ナフコ(北九州地盤のホームセンター)、3020アプライド(九州地盤のパソコン小売店)、7475アルビス(北陸地盤の食品スーパー)、7516コーナン商事(近畿地盤のホームセンター)、7520エコス(北関東地盤の食品スーパー)、7643ダイイチ(北海道帯広地盤の食品スーパー)、8203ミスターマックスHD(九州地盤のディスカウントストア)などの「超地味銘柄」をポートフォリオ上位に据えて、楽しく戦っています。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 9, 2020 12:23:09 PM
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