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みきまるの優待バリュー株日誌

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Jun 24, 2021
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト118位





 貯金40万円が株式投資で4億円 (かぶ1000著、ダイヤモンド社、2021年)








 の第2弾です。






 今日は、第3章 「ネットネット株」に注目 から。












 ​
​ 「かぶ1000流ネットネット株」とは?



 資産バリュー株投資のなかでも、私が大きな資産を形成するうえでいちばん役立ったのは、「ネットネット株」への投資です。



 ネットネット株とは、私の心の師匠ベンジャミン・グレアムから学んだもの。簡単に言うと、「1万円の入った財布が5000円で売られている」ような銘柄です。



 もしそんな財布があったら、きっと誰でも買うはず。株式市場を丁寧に探していると、そうした財布が秘かに買えるのです。それがネットネット株です。



 ネットネット株とは、流動資産から負債を差し引いた「正味流動資産」に対して株価が割安な株のことです。



 グレアムによるネットネット株の定義は、次の通りです。



 ●グレアム流ネットネット株



 正味流動資産(流動資産ー総負債)×2/3 > 時価総額




 私はグレアムよりもシンプルに「換金性」に重点を置いて、次の条件を満たす銘柄を「かぶ1000流ネットネット株」と定義しています。



 ●かぶ1000流ネットネット株


 換金性が高い流動資産ー総負債>時価総額













 さてネットネット株と言うのは、かぶ1000さんがおっしゃる通り、
「1万円の入った財布が5000円で売られている」ようなものです。そんなもん、見つけたら買うに決まっていますね。






 もしもデパートの財布売り場で、「今から、お客様への長年の感謝の気持ちを込めまして、10000円の現金を入れた財布を特別に5000円で販売します。」などという館内放送をしたら、お客さんが殺到して財布は瞬時に全部売り切れるでしょう。もしかしたら財布の取り合いで殴り合いのけんかが発生するかもしれません。つまり、ネットネット株と言うのは、「そもそもあり得ないくらいに安い。」ものなのです。







 そのため世界中の株式市場では今は「ネットネット株」は枯渇してほとんど消えてしまいました。コンピューターを使った単純なスクリーニングですぐに見つかる訳ですから、ある意味当たり前のことですね。







 実際、バリュー投資手法の「始祖の巨人」 ​ベンジャミン・グレアム(1894~1976)​ の直接の教え子&一番弟子だった ​ウォルター・シュロス(1916~2012) は、2012年に行われた生前最後の奇跡の様なインタビューの中で、以下の様に述べています。







 私はグレアム・ニューマン社にいた時と同じ投資手法を用いていた。すなわち、ネットーネット株を探していた。







 ただそんなシュロスは45年の栄光の資産運用の旅を終えて2001年にビジネスを閉じます。それは次の理由でした。






 ​
 85歳を過ぎていた。ある日、息子が言うんだ。”もう割安の株は見つけられないよ”


 


 

 つまり、ネットネット株の全滅によって、シュロスは投資家としての幕を下ろすことになったのです。










 ところが私達日の丸投資家が戦うここ2021年現在の日本では、「失われた30年」のおかげでシュロスが探索を諦めた2001年から20年を経過して尚、未だにネットネット株が浜辺に打ち上げられたデブアザラシの如くにゴロゴロとのんびりご機嫌でたくさん生息しています。これは本当に、奇跡の様に素晴らしいことなんですね。(続く)





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Last updated  Jun 24, 2021 04:54:37 PM
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