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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト129位
知られざるマーケットの魔術師(ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2021年) の第7弾です。 今日も第4章 アムリット・ソール から。 トレードの機会を最大限に活用して、まずいトレードを最小限に抑えようとすれば、結局は自分の精神状態に行き着きます。いったん自分の手法をものにしたら、おそらくこの精神状態がトレードで成功するための最も重要な要素になるでしょう。 深く集中しているときには、すべてが簡単だと感じます。。。私は新しい情報を受け入れて、それに応じてポジションを変えます。トレードは簡単だと感じ、何も無理にやろうとはしません。自分のポジションや結果に執着しなくなります。ためらわずに損切りができますし、衝動的に素早く利食いしようとは考えずに利益を伸ばせます。 ソールがここで教えてくれているのは、「恐怖心も悩みもない、明鏡止水の無心の境地=ゾーン」で戦うことの重要さです。マーケットで学びそして戦い続けてきた「一定レベル以上の投資家」にとっては、自らの精神状態を「ゾーン」に入れその状態を長く保ち続けることが致命的に大切であり、同時に投資成績に直結するということです。 この考え方は、相場心理学の金字塔的名著 ゾーン で著者のマーク・ダグラスが発表した概念ですが、ソールの説明は非常に分かりやすくて説得力があります。いいインタビューでしたね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 3, 2022 04:10:05 PM
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