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Jul 21, 2023
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト137位






投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年)










 の第8弾です。







 今日は 第17章 ポートフォリオとショウジョウバエ から。














 
 バリュエーションにまつわるもう1つの罠は、割引キャッシュフロー(DCF)モデルによる最終価値の算出において現れる。



 実際には、競争優位の持続期間が短期化しているため、そうした前提は現実的ではなくなってきている。













 はい、DCF法に基づいた理論株価の算定は、未だに「厳かで、科学的で、正しいもの」として良くマネー雑誌に載っていますが、これは参考資料としてチラッと見るのは全然構わないとは思うのですが、実際の日々の戦場ではほとんど役に立ちません。





 私達が戦っているマーケットと言うのはDCF法で計算できるような理論的で単純明快な所では全くなく、ベル型カーブが通用しない、非線形の魑魅魍魎としたドロドロに複雑なところだからですね。






 ちなみに私の20年以上の投資家経験の中で、「急成長しているキラキラグロース株がこの先もずっとそのまま永続的に伸びていくという前提でDCF法で理論株価を算定し一発狙いで全力勝負する。何だったら信用買いで屋上屋まで建てる。」というやり方で勝負し、キラキラだったはずの銘柄の「謎の失速」ですべてを失ってそのまま行方不明になってしまったと言う方を非常に多く見てきました。






 なので、個人的には「DCF法はマーケットの実態にそぐわなくて役に立たないばかりか、妄信するとむしろ大災害に繋がる場合があって危険」と考えています。









(続く)





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Last updated  Jul 21, 2023 02:57:48 PM
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