コハダのなぞ解き
ついにコハダのなぞが解けた。
ウレシイ。
そのなぞとは、最近、コハダが美味くないことだ。
自分の舌が老いたのか?、仕入れたコハダがまずいのか?、仕込みが悪いのか?など、大いに悩んだ。
自分が知っているコハダの味にならないことが悩みの種だった。
答えは、「酢」でした。
使っている「酢」は、末広という業務用の酢だ。この末広が劣化していたので、コハダの味わいがが変わってしまったのだ。
新しい末広を買ってコハダを仕込んだら、何時もの美味しいコハダが出来た。
やった〜!
新旧末広のテイスティングしたところ、新の方が香りがあり、円やかな味わいでした。
以前、師匠の板前さんいわく「酢は置いても大丈夫。腐るもんじゃないからね。」と教えて戴いたが、腐らないが、味が変わるんだ。
納得出来る味わいの握り。
美味い。
コハダはそれほど繊細なネタだ。