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テーマ:一口馬主について(5917)
カテゴリ:ノルマンディーオーナーズクラブ
2017年の京都新聞杯を勝ったプラチナムバレットⒸnetkeibaサタローさん 先週の月曜日のノルマンディー、新馬と未勝利戦で今年の勝ち名乗りを挙げた。 先週はサンディレクションにリソースを投入したため馬券を買うことが出来なかったけど今年の3歳馬は既に10頭ほど勝ち上がっており順調といえましょう。 出資馬、ニーニャ号も外厩先で調子もグンと上向きになってきたとの由。期待しましょう。 今週ノルマンディーもこの3歳馬達のデビュー戦がいくつか組まれているものの私の興味は土曜日中山のメインレースのニューイヤーS。6歳馬となったプライナムバレット号が参戦する。 プラチナムバレット 牡馬 芦 2014/5/19生 父:マンハッタンカフェ × 母:スノースタイル(母の父:ホワイトマズル) 生産:新ひだか・岡田スタッド 所属:栗東・河内洋厩舎 総口数:400口 募集総額:2,400万円 2014年産は私の最初の出資馬だったディバインコードや、アナザートゥルース等活躍馬が続出し、ノルマンディー躍進の立役者となった世代だろう。プラチナムバレットを加えたこの3頭を私は「ノルマンディー3本の矢」と勝手に呼んでいた(笑)。 中でもこのプラチナムバレットは2016年12月の新馬戦をルメール騎手であっさりと勝ち、2勝目に少し時間がかかったが、2017年の5月の京都新聞杯を浜中俊騎手で見事に勝利、外から差し切った規格外の脚はそれまでのちょっと末が甘いという印象を覆すに充分なものだった。 ノルマンディー初の中央場所での重賞制覇。そして中2週となるが、河内調教師は敢然と日本ダービー挑戦を表明。同時期ディバインコードがNHKマイルカップに挑戦したが、この馬もまさにクラブのこの世代を代表する馬になろうとしていた。 ただし、好事魔が多し。 京都新聞杯のレースで骨折していたことが判明。やはり走り過ぎてしまったか・・。その年の懇親会で昨今のPOG優先の流れからとにかくダービー優先の風潮に警笛を鳴らす岡田牧雄氏が「まだ充分に馬体ができていなくても馬はそれでも走ってしまうんだ。」と語っていたのを思い出す。 その後のプラチナムバレットは秋に府中で復帰したものの、中々骨折前のレース内容に戻れず敗退を繰り返す。そして2018年7月の七夕賞で悪夢が襲う。レース中に前を走る馬に両前脚を引っかけられて転倒、競争中止となった。馬群に包まれる中、岩崎騎手が少し焦って外に出そうとしたのが原因と言われているが、この落馬が痛かった。幸い骨折などの怪我がなかったが、精神的なダメージが大きく、以後レースにおいてこれまでのプラチナムバレットの面影もなくなり、被されては怯み、直線全くレースを止めてしまうことが続いた。この頃は休ませたいクラブ側とレースをあくまで使いたい調教師との間の不協和音も聞こえたりしたものだ。 そして2018年の終わりごろから、ようやく半年ほどの休養が与えられ、2019年の5月から戦線に復帰。中々結果が出ませんでしたが、前走の12月のリゲルS(L)、後方からの競馬となったが、直線馬群に包まれてもひるまずしっかり伸びて7着を確保。ようやく「らしさ」が戻ってきたようです。 そして今日、中山のメインレースに出走します。この馬の出資者の皆さんは過去一度天にも昇る興奮と期待を味わった後に訪れた転落、失望の日々。でもあきらめずにこれまで毎回応援されているものと思います。残念ながらディバインコードに対してそういったことは望んでも出来ません。今回はどうなるか神のみぞ知るですが、復活を望みながらレース観戦が出来ることは羨ましいと思います。 実際、今回いよいよ復活の時かもしれません。そんなドラマが見たい。ガンバレ、岡田騎手&プラチナムバレット号! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.18 07:43:59
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