バスコレ富士重工7Eから関東バスの日野車を作る計画
バスコレ富士重工7Eボディから、関東バスの日野車を作る計画を企んでいます。私個人的には関東バスには縁もゆかりもないはずだったのですが、何故関東バスの日野車を作らなければならなかったのかというと、バスコレの製品である京都バス仕様の日野シャシー、低床、前後引戸車から、逆T字窓だけを供出してしまったので、残ったボディと2段サッシ窓のパーツが余ってしまい、これを何かに生かそうと考えたため。供出先の車両は日野シャーシで前中引戸、標準床車で逆T字窓の仕様になっています。そもそも、日野シャーシの富士重工7Eボディ架装車で、低床、前後引戸車という組み合わせを採用している事業者は京都バスくらいなもので、他に転用するのが難しいのです。そこで、日野シャーシの前後扉車に中引戸を切り継ぎ、さらに長さを詰めて短尺化すれば、関東バスの日野車が作れるのではないかと考え、進めてみました。しかも、2台しかない電気式ハイブリッド車HIMRで富士重工7Eボディを架装したというレア車に仕立てられるかもしれないという期待も込めて・・・手前が京都バスのボディーをベースに、中引戸だけをケース附属の未塗装バスから切り継ぎ、さらに全長を短縮したボディです。関東バスの3扉車の印象がすでに再現されていると思います。これで継ぎ目を処理して塗装して、表記を貼れば出来上がり・・・と考えていたのですが、富士重工のボディは奥が深く、仕様に細かいが重要な差異がありました。・・・関東バスと京都バスでは、後扉の位置が微妙に異なるようです・・・下側が今回加工を行った車体ですが、後扉が京都バス(日野車)そのままの位置。上が、バスコレ製品の関東バス(日産ディーゼル車)。そもそも同じ富士重工7Eボディーでも日野車と日産ディーゼル車ではリアのオーバーハングが異なり、日野車の方が長いのですが、その差により京都バスでは後輪と後扉の間隔が広くなっていることがわかります。しかし、関東バスの日野車は、ここが広くなっていないようなのです。その代わり、後扉の戸袋部分が広くなっているようなのです。・・・つまり、後扉の位置が微妙に前寄りになっているみたいなのです・・・関東バスについては以下のページが詳しいようです。関東バス・アーカイブス 「味わい」さて、後扉の位置の問題をどうしましょうか・・・今回はここまで、つづきはまた今度。