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テーマ:モーニングセミナー(306)
カテゴリ:モーニングセミナー
その1
☆━━━…………‥‥‥ 講話 ‥‥…………━━━☆ 財団法人骨髄移植推進財団 地区普及広報委員 広畑 紀子様 おはようございます。中四国の地区で普及をすすめています。 善意のドナーさんの登録、現在28万弱になりました。 30万人を目指しています。 30万人が登録してくださると、90%のかたに一致する はずだったのですが、結局50%ぐらいです。 ご本人の健康状態や家族の理解が得られないなどの理由です。 90%の方に提供できるのは、まだまだ先の話しかなぁと思っています。 こうして早く起きて活動されているのをみて、びっくりしました。 私は聖書をもっているのですが、先ほどこのマタイ伝が紹介されていて、 ○○○○○○という部分は、私の好きな言葉だったのでうれしかったです。 16年前に、厚生労働省の指導の下、各県に自治体と日本赤十字社が 母体となって設立されました。 それまでは、個人病院などが独自にドナーを集めておられました。 それから16年、あっという間の16年です。 20年ぐらい前に、ある方と出会って、入るきっかけになりました。 ただいま登録者数が28万人です。患者さんは、年間6千人といわれています。 そのうち2千人ぐらいのかたが、移植を希望しておられます。 残りの方4千人は、化学療法や家族兄弟でドナー移植をしておられたり、 臍帯血移植などで治療されています。 希望は2千人ですが、現在年間1000人ぐらいの方が移植しておられます。 白血病は骨髄液のなかの肝細胞、血液を作るもとがガン化しているのです。 ガン化した細胞をすべて、化学療法でゼロの状態にして、移植を待ちます。 健康な方の骨髄液を移植するのです。それしか方法がないのです。 ガン化した細胞をゼロにするのには大きな危険が伴います。 わらをもすがるという気持ちになられます。 ○○○○さんという方が、NHKに出られて感激しました。 自分には間に合わないかもしれないけれど、他の患者さんのためにと がんばって会を立ち上げられました。 白血病というと原爆の子の像の佐々木貞子さんで有名です。 白血病というと不治の病気というイメージがあります。 広島赤十字病院に採決に来てもらえば、採血して登録できますといわれて すぐに病院に行きました。採血後、隣の血液センターに検体を入れました。 そこで登録しました。 まだバンクができていないころのこと、ある方が請願の署名をされていました。 各地にはこうした患者さんを支援する団体ができていました。 やがてそういう力が結集され、国を動かしバンクができました。 人間って支えあって生きていかなくてはいけないと思います。 私のきっかけは、ニイさんという方でしたが、結局お会いすることもなく 亡くなられました。 ボランティアをしていたときのこと、 京都の方でニイさんの知り合いだという方がおられました。 一緒にお墓参りに行きませんかと誘っていただいて、五日市に行くことにしました。 そこで、初めて(お墓に入っている)ニイさんとお会いしたのです。 骨髄バンクにかかわって多くの方にお会いしましたが、 亡くなられた方が多くて、涙なくしては話ができません。 今日も泣かないでおこうと思っていますが・・・ その2へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月21日 12時08分08秒
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