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9月 6日(土) 初心
入社して半年、Mさんはようやく仕事にも慣れてきました。先輩から新しい仕事を任され、その仕事に必死に取り組んでいました。 ある時、Mさんは仕事で失敗をしてしまいました。ミスをしたのは、新しく任された仕事ではなく、入社当初から与えられていた業務です。 「慣れてくるとそうしたミスをする。仕事に習熟するのはいいが、慣れることで、かえって慢心して油断が生じる」と、先輩から諭されました。 慣れによる油断を戒めるには、「初心」を忘れないことが重要です。初心とは、最初の志のことですが、十分に慣れておらず未熟である、という意味もあります。 「初心忘るべからず」という格言も、始めた頃の失敗や未熟さを肝に銘じて、「どんなに年数を重ねても、自分は常に初心者である」という謙虚さを忘れないことを説いています。 慣れた仕事こそ、落とし穴があるものです。未熟であった時の自分の姿を常に心に刻み、謙虚な姿勢で仕事に臨みましょう 今日の心がけ◆初心を心に刻みましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年09月06日 00時06分25秒
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