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6月23日(木) 学びの途中
学生時代、通信会社でアルバイトをしていたAさん。アルバイト社員のリーダーを任され、溌剌と仕事をしていました。 大学卒業後は、大手の食品会社で、営業職に就くこととなりました。他の新入社員の模範的な存在として一目置かれ、順調に入社二ヵ月が過ぎた頃、次のような来客対応をしました。 「その件は、担当の○○から伺っております」と伝えて、商品説明を始めたAさん。お客様が帰った後、先輩社員から、「上司は、社内では高めるべき存在だけど、お客様の前では、高めてはいけないんだよ」と指導を受けたのです。 Aさんの言い方では、「伺う」が、身内である担当者にかかっています。お客様と自分の関係において、誰を高めるかの区別が理解できていなかったのです。 この件を機に、正しくは「担当の○○から聞いております」と言うべきだとAさんは学びました。〈社会人としてはまだ一年生。学ぶべきことを謙虚に学ぼう〉と気持ちを切り替えて、積極的に仕事に取り組んでいます。 今日の心がけ◆正しい敬語表現を身につけましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。 著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、 かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月23日 08時32分40秒
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