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カテゴリ:職場の教養
12月 9日(金) 三文判を押しながら
勤続二十年のKさんは、部下を持つ中間管理職の立場です。 部下が提出する様々な資料をはじめ、入・出金に関する伝票、見積書などに、承認印を押すことも業務の一つです。 ある日、机の上に溜めてしまった伝票の山を前にしたKさん。<面倒だな>と思いながら、スタンプ式の判子を探しましたが、どこにも見つかりません。仕方なく、予備として持っていた木製の三文判を使うことにしました。 判子を朱肉に一回一回つきながら、大量の伝票に押印している間、いつもよりじっくり書類に目を通している自分に気がつきました。 そして、以前、自分の上司が判を押す姿を思い出しました。上司はKさんが書類を持っていくと、即座に内容を精査し押印して、次の担当部門へ回していました。業務がいっさい滞らないように努めていたのです。 それからのKさんは、自分の怠慢な姿勢が全体に及ぼす悪影響を戒め、提出された書類には、できる限り早い対処をしようと決めました。 今日の心がけ◆全体への影響を考えましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年12月09日 09時12分27秒
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