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カテゴリ:九州の話題
ワカメは万物に先んじて芽を出し、自然に繁殖することから
繁栄や幸福を招く縁起物として古来から日本で親しまれてきました。 例えば北九州市門司区にある和布刈(めかり)神社では旧暦元日の早朝に 神職の方が真冬の関門の海に入ってワカメを刈り取って神前に供え、 航海の安全や豊漁を祈願する和布刈神事が行われています。 他にも出雲大社など多くの神社でワカメにまつわる神事が行われています。 世界文化遺産にも指定されている福岡県宗像市の宗像大社では、 毎年、玄界灘にある地島(じのしま)という離島の近海で採れたワカメの中から 良質のものを厳選して皇室に献上しています。 今日はそのワカメの出発式が福岡空港で行われ、 杉の箱に入った約10Kgのワカメが宗像大社の巫女さんから、 全日空(ANA)の客室乗務員に手渡され、ANA機で羽田へ運ばれました。 飛行機には宗像大社の宮司さんも乗り込んで東京へ向かい、 明日の午後には天皇・皇后両陛下や上皇ご夫妻に届けられるそうです。 玄界灘の荒波からミネラルをたくさんもらったワカメを、 皇室の方々においしく召し上がってもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月10日 22時27分28秒
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