今朝は近場ですが、蒲郡の名木3ヶ所を回りました。
まず、蒲郡プリンスホテルへ行きました。このホテルは名古屋の財閥、滝信四郎が大正元年に竹島の海岸に常盤館という旅館を造りましたが、昭和9年にその別館として開業しました。蒲郡ホテルとして、日本で第1号の国際観光旅館(すなわちホテル)として認可され、箱根の富士屋ホテル、京都の都ホテルと並び称されました。三島由紀夫、菊池寛、志賀直哉、山本有三などの文人にも愛され、昭和天皇もお泊りになられました。戦後一時進駐軍に接収された時期がありましたが、昭和55年に廃業するまで、蒲郡ホテルとして営業されました。昭和62年、丁度私が蒲郡に赴任してきた年に西部が買い上げて、蒲郡プリンスホテルとして再生しました。昔の面影をそのまま残しています。
この本館の裏に第28番大マツがあります。
蒲郡のマツでは一番太いでしょう。年末にはこのマツがクリスマスツリーとなる。
前の庭には、第29番ツツジがあり、5月のゴールデンウィークにはつつじまつりでにぎ合います。
そこから海の方を見ると、竹島へ渡る橋の明かりが並んでいる。
竹島には八百富神社があり、そこの社叢が第31番。ここは海岸に生える、マサキ、イヌビワ、トベラなどのほか、キノクニスゲが樹下に生えている。
これで、三谷から形原まで近いところは全て回った。後は大塚・相楽地区と西浦地区を残すのみとなった。これは遠いので、もう少し朝明るい時期になったら、車で途中まで行って走ることになった。
王将へ一緒に、朝飯を食べに行き、今夜は汐がよいので、知多へ浅蜊狩りに行くことになった。
病院へ来て、8階からプリンスを見ると、・・・。
Photoshop を使って、エッジの光彩+逆光。