今日はSさんに蒲郡に湿地はないですかと訊いて、何ヶ所か回って見ました。残念ながらモウセンゴケの生えているところは見つかりませんでしたが、いくつかの湿地に生える植物がありました。
ちょっと、朝の時間がなくなりましたので、また夜にアップします。
山があり、海があり、川がある蒲郡の自然は気に入っています。でも蒲郡にないものが、・・・。モウセンゴケの生える湿地です。知多の方には少なくなりましたが、まだ残っています。そこで、あちこち走り回っているSさんにモウセンゴケが生える環境を説明します。ある程度日当たりがよくって、粘土質の痩せた土地で水が沁み出しているようなところですと説明しました。
それではと最初に連れて行ってくれたのは、神ノ郷町の農業試験場の少し西にある休耕田でした。確かに古い田圃のようで、もう20~30年ほど作っていないようです。知多のうちにも同じような休耕田があります。
ガマ(ヒメガマ)が生えていました。草をかき分けてもモウセンゴケはありません。
それではと次に連れて行ってくれたのは、清田町のトンネルの横の山道を登って行ったところにある砂防ダムの上でした。堆積した砂の間を細い流れがあり、大きな樹も生えていますが、確かに湿地と言えば湿地でした。長靴で入っても踏ん込むようなことはありませんでした。ムカシヤンマや、カミキリ、クロコノマチョウがいました。
次に行ったのは宮路山の登り口の少しじめじめした粘土質の山道です。イノシシがミミズでも探したのでしょうか掘り返した跡がありました。
ここにはヌマトラノオが咲いていました。ここはモウセンゴケが生えてもよさそうに思いましたが、ありませんでした。
イヌノハナヒゲでしょうか
最後に連れて行ってくれたのは、幸田町深溝の梨屋さんです。そこにはハス池が作ってありました。
ネキトンボもいますね今日のところはこんなところで我慢しましょう。
オオシオカラトンボでしょうか
ハスの花から実への変化を追って見ましょう
よ~し、明日の朝は阿久比町の板山湿地へSさんを連れて行こう